特許
J-GLOBAL ID:201503085182779375

電極体の外装フィルムの劣化判定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人快友国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-254143
公開番号(公開出願番号):特開2015-115100
出願日: 2013年12月09日
公開日(公表日): 2015年06月22日
要約:
【課題】電極体の外装フィルムの疲労に起因したバッテリの交換時期を見極める技術を提供する。【解決手段】本明細書で開示する電極体の外装フィルムの劣化判定方法は、電池セルの充電率と電極体の膨張率により外装フィルムに加わる応力の相関を使用して外装フィルムの応力Fを推定し(S8)、電池セルの温度差dTと応力Fの組(dT、F)を特定する(S14)。温度変化dTと応力Fの二次元マップでメッシュ要素(以下「要素」)ごとにカウンタを備えたものに対して組(dT、F)が属する要素のカウンタを加算し(S16)、各要素のカウンタの値を要素ごとに予め定められた疲労限界値で除した疲労度割合を算出し(S18)、S8、S14、S16、S18による各処理を所定時間ごとに繰り返してS20による疲労度割合の総和が所定の閾値に達した場合(S22;限界超)に外装フィルムの劣化を示す信号を車両制御ECUに出力する(S24)。【選択図】図4
請求項(抜粋):
電池セルの電極体を覆う外装フィルムの劣化判定方法であり、 予め定められた相関であって前記電池セルの充電率と前記電極体の膨張率により前記外装フィルムに加わる応力の相関を使用して現在の前記電池セルの充電率から前記外装フィルムに加わる応力Fを推定する第1ステップと、 現在の前記電池セルの温度と所定時間前の前記電池セルの温度との温度差dT、及び、前記第1ステップで推定した応力Fの組(dT、F)を特定する第2ステップと、 所定時間間隔の前記電池セルの温度変化dTを一方の軸にとり前記外装フィルムに加わる応力Fを他方の軸にとった二次元マップであって所定間隔のメッシュに分割したメッシュ要素ごとにカウンタを備えた二次元マップに対して、前記第2ステップで特定した組(dT、F)が所属するメッシュ要素の前記カウンタの値を1つ加算する第3ステップと、 各メッシュ要素の前記カウンタの値を前記メッシュ要素ごとに予め定められた疲労限界値で除した疲労度割合を算出する第4ステップと、 前記第1ステップから前記第4ステップまでを所定時間ごとに繰り返し、繰り返し毎に前記第4ステップで得られた前記疲労度割合の総和が所定の閾値に達した場合に前記外装フィルムの劣化を示す信号を出力する第5ステップと、 を含むことを特徴とする電極体の外装フィルムの劣化判定方法。
IPC (3件):
H01M 10/48 ,  G01R 31/36 ,  H02J 7/00
FI (4件):
H01M10/48 301 ,  G01R31/36 A ,  H01M10/48 A ,  H02J7/00 Y
Fターム (27件):
2G016CA03 ,  2G016CB00 ,  2G016CB05 ,  2G016CC01 ,  2G016CC04 ,  2G016CC07 ,  2G016CC12 ,  2G016CC21 ,  2G016CC24 ,  2G016CC25 ,  2G016CC27 ,  2G016CC28 ,  2G016CD02 ,  2G016CF06 ,  2G016CF07 ,  5G503BA03 ,  5G503BB01 ,  5G503DA08 ,  5G503EA05 ,  5G503EA08 ,  5G503FA06 ,  5G503GD03 ,  5G503GD06 ,  5H030AS08 ,  5H030FF22 ,  5H030FF41 ,  5H030FF51

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