特許
J-GLOBAL ID:201503085816250135

変異型L-リジンε-酸化酵素および変異型L-リジンε-酸化酵素遺伝子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 植木 久一 ,  植木 久彦 ,  菅河 忠志 ,  伊藤 浩彰
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-209828
公開番号(公開出願番号):特開2015-073443
出願日: 2013年10月07日
公開日(公表日): 2015年04月20日
要約:
【課題】本発明は、L-リジンに対する基質特異性が極めて高く、夾雑物を多く含む検体におけるL-リジンも高い正確性をもって測定が可能になる上に、一般的な大腸菌で発現可能であり効率的に生産できる変異型L-リジンε-酸化酵素、当該変異型酵素を用いたL-リジンの測定方法、および当該変異型酵素を含むL-リジン測定用キットを提供することを目的とする。また、本発明は、一般的な大腸菌中でも発現することが可能であり、本発明に係る変異型L-リジンε-酸化酵素の効率的な製造が可能になる変異型L-リジンε-酸化酵素遺伝子、当該変異型L-リジンε-酸化酵素遺伝子と抗生物質耐性遺伝子との結合体、当該遺伝子または当該遺伝子結合体を含むベクター、および当該ベクターにより形質転換された形質転換体を提供することも目的とする。【解決手段】本発明に係る変異型L-リジンε-酸化酵素は、特定のアミノ酸配列を有するものであり、L-リジンに対する基質特異性が非常に高いことを特徴とする。【選択図】なし
請求項(抜粋):
下記(1)〜(3)の何れかの変異型L-リジンε-酸化酵素。 (1) 野生型L-リジンε-酸化酵素のアミノ酸配列(配列番号2)において、第286位のヒスチジンがアルギニンまたはリジンに置換されているアミノ酸配列を有する変異型L-リジンε-酸化酵素; (2) 上記(1)に規定されるアミノ酸配列において、上記第286位を除く領域中で1以上のアミノ酸が欠失、置換および/または付加されたアミノ酸配列を有し、且つ、L-リジンを基質とした場合に対するL-リジン以外のアミノ酸を基質とした場合の相対活性が5%以下である変異型L-リジンε-酸化酵素;または (3) 上記(1)に規定されるアミノ酸配列に対して65%以上の配列同一性を有するアミノ酸配列を有し、且つ、L-リジンを基質とした場合に対するL-リジン以外のアミノ酸を基質とした場合の相対活性が5%以下である変異型L-リジンε-酸化酵素(但し、上記(1)に規定されるアミノ酸配列における第286位のアミノ酸の置換は、(3)においてさらに変異しないものとする)。
IPC (7件):
C12N 15/09 ,  C12N 9/06 ,  C12Q 1/26 ,  C12N 1/15 ,  C12N 1/19 ,  C12N 1/21 ,  C12N 5/10
FI (7件):
C12N15/00 A ,  C12N9/06 B ,  C12Q1/26 ,  C12N1/15 ,  C12N1/19 ,  C12N1/21 ,  C12N5/00 101
Fターム (44件):
4B024AA11 ,  4B024BA08 ,  4B024CA07 ,  4B024DA06 ,  4B024DA07 ,  4B024DA08 ,  4B024EA02 ,  4B024EA03 ,  4B024EA04 ,  4B024GA11 ,  4B024GA25 ,  4B024HA01 ,  4B024HA11 ,  4B050CC04 ,  4B050DD02 ,  4B050EE10 ,  4B050LL03 ,  4B063QA01 ,  4B063QA20 ,  4B063QQ03 ,  4B063QQ06 ,  4B063QQ13 ,  4B063QQ23 ,  4B063QQ44 ,  4B063QR03 ,  4B063QR23 ,  4B063QR33 ,  4B063QR39 ,  4B063QR48 ,  4B063QR59 ,  4B063QR90 ,  4B063QS02 ,  4B063QS05 ,  4B063QS36 ,  4B065AA01Y ,  4B065AA15X ,  4B065AA26X ,  4B065AA50X ,  4B065AB01 ,  4B065AC14 ,  4B065BA02 ,  4B065BA16 ,  4B065CA28 ,  4B065CA46
引用特許:
審査官引用 (2件)
引用文献:
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