特許
J-GLOBAL ID:201503087739118566

中抜き加工装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 吉井 剛 ,  吉井 雅栄
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-053336
公開番号(公開出願番号):特開2014-176941
特許番号:特許第5701328号
出願日: 2013年03月15日
公開日(公表日): 2014年09月25日
請求項(抜粋):
【請求項1】 ワークに円形溝を掘削し、この円形溝の底部を内側に向かって切断して円柱体を中抜きし有底円形孔を形成する中抜き加工装置であって、ワークを固定するターンテーブルの上方に昇降自在に円筒体を設け、この円筒体の下端部に溝切刃を設けて、前記ターンテーブル上で回転している前記ワークに対して前記円筒体を下降させることで、ワークの上面からワーク底部に向けて前記円形溝を掘下切削する構成とし、この円筒体に、前記円形溝の底部に配設する切断用ワイヤと、この切断用ワイヤに張力を付与する張力付与装置とから成るワイヤ切断装置を設けて、この切断用ワイヤに付与した張力と前記ワークの回転により切断用ワイヤを前記円形溝の底部内側へ喰い込ませて行きこの円形溝の底部を内側に向かって切断して、ワークから前記円柱体をワイヤ切断によって中抜きするように構成し、前記円筒体の下端部に前記切断用ワイヤを掛け回してこの切断用ワイヤを前記溝切刃による掘下切削の妨げとならない状態に退避保持させておくワイヤ掛け回し用係止部を可動自在に設けると共に、このワイヤ掛け回し用係止部に掛け回した切断用ワイヤを上方へ引き回し配設するワイヤ引き上げ用係止部を設け、このワイヤ引き上げ用係止部から上方へ引き上げ配設した切断用ワイヤに張力を付与する前記張力付与装置を前記円筒体の上部に設けて、前記円筒体の下降によって前記溝切刃による前記円形溝を掘下切削した後、前記ワイヤ掛け回し用係止部を可動させて前記切断用ワイヤの掛け回し保持を解除してワイヤフリーとした状態とし、前記張力付与装置による張力付与によってワイヤフリー状態となった前記切断用ワイヤが、前記ワイヤ引き上げ用係止部を介して上方へ引き上げられることで、前記円形溝の底部内側へ喰い込んで行き前記円柱体を中抜きするように前記ワイヤ切断装置を構成したことを特徴とする中抜き加工装置。
IPC (4件):
B26D 1/547 ( 200 6.01) ,  B24B 27/06 ( 200 6.01) ,  B23B 41/00 ( 200 6.01) ,  B23B 41/02 ( 200 6.01)
FI (6件):
B26D 1/547 D ,  B24B 27/06 R ,  B26D 1/547 H ,  B26D 1/547 E ,  B23B 41/00 K ,  B23B 41/02

前のページに戻る