特許
J-GLOBAL ID:201503089766611676

銅合金板及び銅合金板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 志賀 正武 ,  高橋 詔男 ,  増井 裕士 ,  細川 文広
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2012073641
公開番号(公開出願番号):WO2013-039207
出願日: 2012年09月14日
公開日(公表日): 2013年03月21日
要約:
この銅合金板の一態様は、4.5〜12.0mass%のZnと、0.40〜0.90mass%のSnと、0.01〜0.08mass%のPとを含有し、かつ0.005〜0.08mass%のCo及び0.03〜0.85mass%のNiのいずれか一方又は両方を含有し、残部がCu及び不可避不純物からなり、11≦[Zn]+7×[Sn]+15×[P]+12×[Co]+4.5×[Ni]≦17の関係を満たす。この銅合金板の一態様は、銅合金材料が冷間圧延される仕上げ冷間圧延工程を含む製造工程によって製造され、前記銅合金材料の平均結晶粒径が2.0〜8.0μmであり、前記銅合金材料中に円形又は楕円形の析出物が存在し、該析出物の平均粒子径が4.0〜25.0nmであるか、又は、前記析出物の内で粒子径が4.0〜25.0nmの析出物が占める割合が70%以上である。
請求項(抜粋):
銅合金材料が冷間圧延される仕上げ冷間圧延工程を含む製造工程によって製造された銅合金板であり、 前記銅合金材料の平均結晶粒径が2.0〜8.0μmであり、前記銅合金材料中に円形又は楕円形の析出物が存在し、該析出物の平均粒子径が4.0〜25.0nmであるか、又は、前記析出物の内で粒子径が4.0〜25.0nmの析出物が占める個数の割合が70%以上であり、 前記銅合金板は、4.5〜12.0mass%のZnと、0.40〜0.90mass%のSnと、0.01〜0.08mass%のPとを含有し、かつ0.005〜0.08mass%のCo及び0.03〜0.85mass%のNiのいずれか一方又は両方を含有し、残部がCu及び不可避不純物からなり、 Znの含有量[Zn]mass%と、Snの含有量[Sn]mass%と、Pの含有量[P]mass%と、Coの含有量[Co]mass%と、Niの含有量[Ni]mass%とは、11≦[Zn]+7×[Sn]+15×[P]+12×[Co]+4.5×[Ni]≦17の関係を有することを特徴とする銅合金板。
IPC (5件):
C22C 9/04 ,  C22F 1/08 ,  H01B 1/02 ,  H01B 13/00 ,  H01B 5/02
FI (7件):
C22C9/04 ,  C22F1/08 B ,  C22F1/08 K ,  C22F1/08 L ,  H01B1/02 A ,  H01B13/00 501Z ,  H01B5/02 Z
Fターム (10件):
5G301AA08 ,  5G301AA14 ,  5G301AA20 ,  5G301AA23 ,  5G301AB02 ,  5G301AB05 ,  5G301AB13 ,  5G301AD03 ,  5G307CA03 ,  5G307CB02

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