特許
J-GLOBAL ID:201503090854241275

可変容量型斜板式圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 恩田 誠 ,  恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-212858
公開番号(公開出願番号):特開2015-075054
出願日: 2013年10月10日
公開日(公表日): 2015年04月20日
要約:
【課題】電磁ソレノイドに対する通電が停止されたときに、斜板の傾角を最小傾角に変更し、最小傾角を維持すること。【解決手段】電磁ソレノイド53に対する通電が停止した場合には、収容室59内の圧力が感圧機構60における駆動力伝達部材57とは反対側の背面に作用することで、弁体68vの開弁方向の力が弁ユニット70に付与されるようにした。これにより、弁体68vの開弁状態が維持される。【選択図】図5
請求項(抜粋):
ハウジング内に収容されるとともに回転軸から駆動力を得て回転し、前記回転軸に対する傾角が変更される斜板と、 前記斜板に係留されたピストンと、 前記斜板に連結されるとともに前記斜板の傾角を変更可能な移動体と、 前記移動体により区画されるとともに制御ガスが導入されて内部の圧力が変更されることで前記移動体を前記回転軸の軸方向に移動させる制御圧室と、 前記制御圧室の圧力を制御する容量制御弁と、を備え、 前記制御圧室の圧力が吐出圧領域の圧力に近づくと前記移動体が前記回転軸の軸方向一端側へ移動して前記斜板の傾角が増大するとともに、前記制御圧室の圧力が吸入圧領域の圧力に近づくと前記移動体が前記回転軸の軸方向他端側へ移動して前記斜板の傾角が減少し、前記ピストンが前記斜板の傾角に応じたストロークで往復動する可変容量型斜板式圧縮機であって、 前記容量制御弁は、 電磁ソレノイドによって駆動される駆動力伝達部材と、 前記制御圧室から前記吸入圧領域に至る排出通路の開度を調整する弁体と、 前記弁体に対して前記駆動力伝達部材とは反対側に配置され、前記吸入圧領域の圧力を感知することによって前記弁体の移動方向に伸縮する感圧機構と、 前記電磁ソレノイドが収容されるソレノイドハウジングと、 前記弁体及び前記感圧機構が収容される弁ハウジングと、を有し、 前記弁ハウジングは、前記感圧機構が収容されるとともに前記制御圧室に連通する収容室と、前記弁体が収容されるとともに前記吸入圧領域に連通する弁室とを有し、 前記電磁ソレノイドの通電による前記駆動力伝達部材を介した前記弁体への付勢力、及び前記吸入圧領域の圧力に応じた前記感圧機構の伸縮による前記弁体への付勢力により前記弁体の弁開度が調整され、 前記弁体と前記感圧機構とは一体形成されることで弁ユニットを構成し、 前記電磁ソレノイドに対する通電が停止した場合には、前記収容室内の圧力が前記感圧機構における前記駆動力伝達部材とは反対側の背面に作用することで、前記弁体の開弁方向の力が前記弁ユニットに付与されるようにしたことを特徴とする可変容量型斜板式圧縮機。
IPC (2件):
F04B 27/14 ,  F04B 49/00
FI (2件):
F04B27/08 S ,  F04B49/00 361
Fターム (18件):
3H076AA07 ,  3H076BB32 ,  3H076BB43 ,  3H076CC12 ,  3H076CC20 ,  3H076CC84 ,  3H076CC85 ,  3H076CC92 ,  3H145AA04 ,  3H145AA12 ,  3H145AA27 ,  3H145AA44 ,  3H145BA30 ,  3H145CA03 ,  3H145DA25 ,  3H145EA13 ,  3H145EA33 ,  3H145EA34

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