特許
J-GLOBAL ID:201503091189629115

熱交換器および空気調和機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人前田特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-188777
公開番号(公開出願番号):特開2015-055412
出願日: 2013年09月11日
公開日(公表日): 2015年03月23日
要約:
【課題】ヘッダ集合管を備える熱交換器において、ヘッダ集合管の長さに関わらず、簡易な構造の分流器によって各扁平管を流れる冷媒の湿り度を均一化する。【解決手段】第1ヘッダ集合管の内部に、それぞれが扁平管32に連通する複数の連通室62a〜62cを形成する。分流器80の内部に、液配管55から流入した気液二相状態の冷媒を混合する1つの混合室87と、それぞれが混合室87に連通する複数の流通室88a〜88cとを形成する仕切部材100を設ける。各流通室88a〜88cと各連通室62a〜62cとを、連絡配管92a〜92cを介して互いに連通させる。分流器80の上下方向の長さを、複数の連通室62a〜62cのうち最も下にある連通室62aの下端から複数の連通室62a〜62cのうち最も上にある連通室62cの上端までの長さよりも短くする。【選択図】図5
請求項(抜粋):
起立した状態で設けられた第1ヘッダ集合管(60)および第2ヘッダ集合管(70)と、該第1ヘッダ集合管(60)に接続された分流器(80)と、一端が上記第1ヘッダ集合管(60)に差し込まれかつ他端が上記第2ヘッダ集合管(70)に差し込まれた複数の扁平管(31,32)と、該扁平管(31,32)に接合された複数のフィン(36)とを備え、 上記扁平管(31,32)の内部を流れる流体が該扁平管(31,32)の外部を流れる空気と熱交換する熱交換器(23)であって、 上記第1ヘッダ集合管(60)の内部空間には、該内部空間を上下に仕切ることによって、それぞれが1つまたは複数の上記扁平管(32)に連通する複数の連通室(62a〜62c)が形成される一方、 上記分流器(80)は、起立した状態の筒状に形成されると共に、該分流器(80)の側壁には、該分流器(80)の内部空間に開口する液配管(55)が該側壁を貫通して設けられ、 上記分流器(80)の内部には、上記液配管(55)に連通して該液配管(55)から流入した気液二相状態の冷媒を混合する1つの混合室(87)と、上下に並んで配置されそれぞれが該混合室(87)に連通する上記複数の連通室(62a〜62c)と同数の流通室(88a〜88c)と、上記1つの混合室(87)と上記複数の流通室(88a〜88c)とを形成する仕切部材(100)が設けられ、 上記仕切部材(100)は、上記分流器(80)の内部空間を横断して上下に隣り合った上記流通室(88a〜88c)を仕切る横仕切板(81a,81b)と、上記分流器(80)の内部空間を縦断して上記流通室(88a〜88c)と上記混合室(87)とを仕切る縦仕切板(84)とを有し、 上記縦仕切板(84)における上記混合室(87)に面する部位、および該混合室(87)の上下に位置する上記横仕切板(81a,81b)における該混合室(87)に面する部位には、該混合室(87)を上記各流通室(88a〜88c)と連通させる連通用貫通孔(83a,83b,86a)が形成され、 上記各流通室(88a〜88c)と該各流通室(88a〜88c)に対応する上記連通室(62a〜62c)とは、連絡配管(92a〜92c)を介して互いに連通し、 上記分流器(80)の上下方向の長さは、上記複数の連通室(62a〜62c)のうち最も下にある該連通室(62a)の下端から上記複数の連通室(62a〜62c)のうち最も上にある該連通室(62c)の上端までの長さよりも小さい ことを特徴とする熱交換器。
IPC (3件):
F25B 39/00 ,  F25B 41/00 ,  F28F 9/02
FI (3件):
F25B39/00 E ,  F25B41/00 C ,  F28F9/02 301D
引用特許:
出願人引用 (6件)
全件表示

前のページに戻る