特許
J-GLOBAL ID:201503092159069561
構造物荷重伝達計算装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (3件):
役 昌明
, 林 紘樹
, 役 学
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-131205
公開番号(公開出願番号):特開2015-005230
出願日: 2013年06月22日
公開日(公表日): 2015年01月08日
要約:
【課題】解析対象構造物に慣性力などが加わる場合でも、荷重伝達を計算できるようにする。【解決手段】弾性体である解析対象構造物の支持点Bを固定し、特定負荷点Aに特定荷重をかける。一般点をCとし、慣性力がかかる点をDとする。4面体ABCDの稜の6本のバネで解析対象構造物の弾性特性を表す。慣性力がある状態の変形を、有限要素法で計算して、特定荷重の仕事Uとすべての点の変位量(dAとdC)を求める。三角形ABCの3辺のバネで解析対象構造物の弾性特性を表わした場合の部分的な剛性行列KACを、有限要素法を利用する検査荷重法で、各点Cについて計算する。剛性行列KACと動的外力が加わった場合の変位量(dAとdC)とUから、剛性指標U*(=(1-2U/(KACdC)・dA)-1)の値を計算する。構造物のすべての点をたどるように、変化負荷点Cを順次変更して、各点のU*の値を計算する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
弾性体である解析対象構造物の変形を有限要素法により計算する有限要素法計算手段を備え、荷重伝達経路法により解析対象構造物の構造解析を行う構造物荷重伝達計算装置において、解析対象構造物の特定負荷点Aと支持点Bと変化負荷点Cと外力荷重点Dとを頂点とする4面体ABCDの稜の6本のバネで解析対象構造物の弾性特性を表わして変化負荷点Cを拘束しない場合の特定負荷点Aの変位をdAとし変化負荷点Cの変位をdCとして、外力がかかった状態の解析対象構造物の変形を前記有限要素法計算手段で計算して特定負荷点Aにかかる特定荷重のなす仕事Uとすべての点の変位量(dAとdC)を求める変位等計算手段と、解析対象構造物の特定負荷点Aと支持点Bと変化負荷点Cとを頂点とする三角形ABCの3辺のバネで解析対象構造物の弾性特性を表わした場合の部分的な剛性行列KACを前記有限要素法計算手段の利用で検査荷重法により求める検査荷重法計算手段と、仕事Uと剛性行列KACと変位量(dAとdC)とから剛性指標U*の値((1-2U/(KACdC)・dA)-1)を計算する剛性指標計算手段と、解析対象構造物の必要なすべての点を順次たどるように変化負荷点Cを変更する位置変更手段と、解析対象構造物の必要なすべての点を順次たどるように変化負荷点Cを変更してすべての点のU*の値を計算するように制御する計算制御手段とを具備することを特徴とする構造物荷重伝達計算装置。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (2件):
引用特許:
審査官引用 (2件)
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荷重伝達経路探索装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2011-066191
出願人:学校法人慶應義塾
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誘電経路の数値解析装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2009-191632
出願人:学校法人慶應義塾
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