特許
J-GLOBAL ID:201503093116045690

歯科用途の保持インサートおよび連結装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人はるか国際特許事務所
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-513113
公開番号(公開出願番号):特表2015-517362
出願日: 2013年05月17日
公開日(公表日): 2015年06月22日
要約:
歯科用補綴構造体を、圧入連結用に設計されたヘッドを有する歯科用インプラント構造体または冠着構造体に連結する保持インサート(1)は、実質的に円形ディスク形状の端部(12)と、端部(12)から突出しかつ外面(114)を有する実質的にリング形状の保持縁(11)とを備える。端部(12)は開口部(121)を有し、端部(12)から離れる方向に向けられた保持縁(11)の端部(11b)から開始して、実質的に軸方向のスリット(14)が、保持縁(11)および端部(12)を通って端部(12)の開口部(121)まで延在する。端部の開口部に連結されて、本発明による保持インサートのスリットは相対的に単純な構造であり、それにより、保持インサート、特にその保持縁は、ヘッドまたはパトリックスヘッド上にスナップ嵌めするのに十分な弾性を確実に有する。同時に、したがって、スナップ留めされた保持縁からのばね力がヘッドに作用することができ、それにより、保持インサートおよびそれに連結された部品がヘッドに締め付けられる。さらに、この保持縁およびこの開口部により、インプラント構造の位置の不正確さ、特に平行性の欠如および異なる方向からの力の影響を、保持インサートまたはその部品を実質的に押しつぶすかまたは同様に変形させることなく補償することも可能になる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
歯科用補綴構造体を、圧入連結用に設計されたヘッドを有する歯科用インプラント構造体または冠着構造体に連結する保持インサート(1)であって、 実質的に円形ディスク形状の端部(12)と、 前記端部(12)から突出しかつ外面(114)を有する実質的にリング形状の保持縁(11)と、 を具備し、 前記端部(12)および前記保持縁(11)が、前記歯科用インプラント構造体または冠着構造体の前記ヘッドの外面に対応して設計された内面(112)を備えた凹部を形成し、それにより、前記インプラント構造体または冠着構造体の前記ヘッドを前記保持インサート(1)の前記凹部内に配置することにより、前記保持インサート(1)を、前記インプラント構造体または冠着構造体の前記ヘッドの上にスナップ嵌めすることができる、保持インサート(1)において、 前記端部(12)が開口部(121)を有し、 前記端部(12)から離れる方向に向けられた前記保持縁(11)の端部(116)から開始して、実質的に軸方向のスリット(14)が、前記保持縁(11)および前記端部(12)を通って前記端部(12)の前記開口部(121)まで延在していることを特徴とする保持インサート(1)。
IPC (1件):
A61C 8/00
FI (1件):
A61C8/00 Z
Fターム (2件):
4C059AA02 ,  4C059AA03
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 歯科用補綴の固定具
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-012716   出願人:サンドルエメトーソシエテアノニム
  • インプラントと支台との結合構造
    公報種別:公表公報   出願番号:特願平9-515383   出願人:インスティトゥート・シュトラウマン・アクチエンゲゼルシャフト

前のページに戻る