特許
J-GLOBAL ID:201503093124121281

流量測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 大岩 増雄 ,  竹中 岑生 ,  村上 啓吾 ,  吉澤 憲治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-213348
公開番号(公開出願番号):特開2015-075445
出願日: 2013年10月11日
公開日(公表日): 2015年04月20日
要約:
【課題】被計測流体に含まれるダストの衝突エネルギーを十分に低下させ、該ダストが流量検出素子に高速で衝突することを防ぎ、ダスト耐量と流量検出精度を両立させる。【解決手段】バイパス通路7に侵入した様々な粒径のダスト、特に粒径100μm〜200μm程度の比較的大きなダストを、第1段形状部731、第2段形状部751、および板状部材9に確実に衝突させることにより、その速度を十分に低下させ、衝突エネルギーの低い状態で流量検出素子3に到達させる。これにより、ダストの衝突による流量検出素子3の破損を防ぐことができる。また、板状部材9の設置位置を最適化し、流量検出部33における空気の乱れを抑制することにより、流量検出精度とダスト耐量を両立させている。【選択図】図2
請求項(抜粋):
配管に形成された貫通孔に前記配管の外部から挿入され、前記貫通孔への挿入方向と前記配管を通過する被計測流体の主流の方向が略直交するように前記配管に設置される流量測定装置であって、矩形の通路断面を有し被計測流体の一部を通過させるバイパス通路と、前記バイパス通路内に設置される平板形状の流量検出素子を備え、 前記バイパス通路は、前記主流の方向の上流側に向いて開口し被計測流体の一部を取り込む流入口と、前記流入口から前記主流の方向に沿って第1屈曲部まで延びる第1通路部と、前記第1屈曲部から前記主流の方向と直交する方向に沿って前記挿入方向の反対方向に向かって第2屈曲部まで延びる第2通路部と、前記第2屈曲部から前記主流の方向に沿って第3屈曲部まで延びる第3通路部とを有し、この第3通路部の一壁面と前記流量検出素子の一主面が同一面位置となるように前記流量検出素子が設置され、 前記第1屈曲部の外周側内壁面に、前記主流の方向に対して略垂直な面を含む二つの面からなる段形状を複数有する第1段形状部が配置され、前記第2屈曲部の外周側内壁面に、前記挿入方向の反対方向に対して略垂直な面を含む二つの面からなる段形状を複数有する第2段形状部が配置されると共に、 前記バイパス通路の通路断面を前記挿入方向側とその反対方向側とに二分する板状部材が、前記バイパス通路内の形状に沿って前記流入口から前記第2通路部の下流側端部まで配置されることを特徴とする流量測定装置。
IPC (1件):
G01F 1/684
FI (1件):
G01F1/68 101B
Fターム (3件):
2F035AA02 ,  2F035EA03 ,  2F035EA08
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特許第5047079号

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