特許
J-GLOBAL ID:201503093680627500

掘進機の発進方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 服部 雅紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-259940
公開番号(公開出願番号):特開2015-117480
出願日: 2013年12月17日
公開日(公表日): 2015年06月25日
要約:
【課題】掘進機の初期掘進時における作業工程を低減し、また、作業安全性を向上させる掘進機の発進方法を提供する。【解決手段】本方法において掘進機1と反力壁85との間に設置される発進用押角3は、環の一部が欠落したC字状のフレーム30と、フレーム30の周方向に沿って互いに平行に配置された複数の油圧シリンダ40とを備え、当輪2を介して掘進機1を推進させるジャッキ機能を有している。これにより、掘進機1を発進立坑9に投入する前に予め鋼管を地山に貫入させる従来技術に対し、推進架台や油圧ジャッキの盛り替え、及び鋼管推進等の作業工程を省略することができる。また、掘進機1を据え付けた後すぐに発進が可能であるため、地山が露出している状態を最小限に留めることができ、崩壊性の高い地山での土砂噴発等を回避することができる。よって、作業安全性を向上させることができる。【選択図】図9
請求項(抜粋):
セミシールド工法において発進立坑(9)から掘進機(1)を発進させる発進方法であって、 環状、又は環の一部が欠落したC字状のフレーム(30)と、前記フレームの周方向に沿って互いに平行に配置された複数の油圧シリンダ(40)と、を備える発進用押角(3)を用い、 前記発進立坑の底(92)に推進架台(83)を敷設し、前記発進立坑の掘進方向と反対側の内壁(91)に反力壁(85)を設置し、前面が掘進方向を向き後面が前記反力壁に当接するように前記発進用押角を設置する第1工程と、 前記掘進機を前記推進架台上に据え付け、前記発進用押角の前記複数の油圧シリンダのピストン(42)を後退させた状態で、前記発進用押角の前面に設けた環状の当輪(2)を前記掘進機の後端周縁部に対向させる第2工程と、 前記発進用押角の前記複数の油圧シリンダの前記ピストンを前進させ、前記当輪を介して前記掘進機を推進する第3工程と、 を含むことを特徴とする掘進機の発進方法。
IPC (1件):
E21D 9/06
FI (1件):
E21D9/06 301E
Fターム (5件):
2D054AC18 ,  2D054EA01 ,  2D054EA03 ,  2D054EA05 ,  2D054EA07
引用特許:
審査官引用 (5件)
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