特許
J-GLOBAL ID:201503094512162174

熱交換器用アルミニウム合金フィン材およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 飯田 敏三 ,  宮前 尚祐
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-142158
公開番号(公開出願番号):特開2015-014034
出願日: 2013年07月05日
公開日(公表日): 2015年01月22日
要約:
【課題】コルゲート成形性が良好であり、ろう付加熱後に優れた強度を有し、特に自動車用熱交換器のフィンとして好適なアルミニウム合金フィン材を提供する。【解決手段】Si:0.5〜1.5質量%、Fe:1.0質量パーセントを越え2.0質量%以下、Mn:0.4〜1.0質量%、Zn:0.4〜1.0質量%を含有し、残部がAl及び不可避的不純物からなり、ろう付加熱前の金属組織は、円相当径0.1μm未満の第2相粒子の密度が1×107個/mm2未満であり、かつ、円相当径0.1μm以上の第2相粒子の密度が1×105個/mm2以上であり、ろう付加熱前の引張強さTSB(N/mm2)、ろう付加熱後の引張強さTSA(N/mm2)とフィン材の板厚t(μm)が、0.4≦(TSB-TSA)/t≦2.1の関係を満足し、板厚が150μm以下であるコルゲート成形性およびろう付加熱後の強度に優れた熱交換器用アルミニウム合金フィン材。【選択図】なし
請求項(抜粋):
Si:0.5〜1.5質量%、Fe:1.0質量パーセントを越え2.0質量%以下、Mn:0.4〜1.0質量%、Zn:0.4〜1.0質量%を含有し、残部がAl及び不可避的不純物からなり、 ろう付加熱前の金属組織は、円相当径0.1μm未満の第2相粒子の密度が1×107個/mm2未満であり、かつ、円相当径0.1μm以上の第2相粒子の密度が1×105個/mm2以上であるとともに、 ろう付加熱前の引張強さTSB(N/mm2)、ろう付加熱後の引張強さTSA(N/mm2)とフィン材の板厚t(μm)が、0.4≦(TSB-TSA)/t≦2.1の関係を満足し、 板厚が150μm以下であることを特徴とするコルゲート成形性およびろう付加熱後の強度に優れた熱交換器用アルミニウム合金フィン材。
IPC (4件):
C22C 21/00 ,  C22F 1/04 ,  B22D 11/00 ,  B22D 11/06
FI (4件):
C22C21/00 J ,  C22F1/04 F ,  B22D11/00 E ,  B22D11/06 330B
Fターム (4件):
4E004DA13 ,  4E004NC08 ,  4E004SD03 ,  4E004SE02

前のページに戻る