特許
J-GLOBAL ID:201503094925976544

ダムの構築方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井上 誠一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-235022
公開番号(公開出願番号):特開2015-094161
出願日: 2013年11月13日
公開日(公表日): 2015年05月18日
要約:
【課題】ダム堤体の標高の低い領域から標高の高い領域まで、ケーブルクレーンを利用した効率的なダムの構築方法を提供すること。【解決手段】第1のケーブルクレーン1、その上流側に配置される第2のケーブルクレーン41を、堤体構築予定位置59を跨いで設置する。そして、堤体構築予定位置59の標高63が低い領域において、ケーブルクレーン1の主索39、ケーブルクレーン41の主索49を施工作業範囲57の水平断面の上方に其々配置して、堤体51を施工する。次に、ケーブルクレーン1のスライド機構21を用いてサイドステー7の下端部7bをスライド移動させるとともに主塔3を回転部で回転させて上流側に揺動させることにより、主索39を堤体51の下流側から上流側に移動させて新たな施工作業範囲61の水平断面の上方に再配置する。その後、堤体構築予定位置59の標高69が高い領域において、堤体51を施工する。【選択図】図7
請求項(抜粋):
標高が高くなるにつれて堤体の水平断面の重心が下流側から上流側に移動するダムの構築方法であって、 堤体構築予定位置の左岸および右岸に設置された主塔と、前記主塔間に架設される主索と、主塔を主索の配設方向と略垂直な方向に移動可能な移動機構と、を具備するケーブルクレーンを設置して、前記堤体構築予定位置の標高が低い領域において、前記主索を施工作業範囲の水平断面の上方に配置して、前記堤体を施工する工程(a)と、 前記堤体構築予定位置の標高が高い領域において、前記移動機構を用いて前記主塔を上流側に移動させることにより前記主索を下流側から上流側に移動して、前記主索を新たな施工作業範囲の水平断面の上方に配置して、前記堤体を施工する工程(b)と、 を具備することを特徴とするダムの構築方法。
IPC (3件):
E02B 7/00 ,  B66C 21/00 ,  B66C 21/02
FI (3件):
E02B7/00 C ,  B66C21/00 B ,  B66C21/02
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (7件)
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