特許

J-GLOBAL ID：201503095117247981

スポット・レーザ複合溶接継手

発明者： 村上 俊夫
出願人/特許権者： 株式会社神戸製鋼所
代理人 (4件)： 竹中 芳通 ,  亀岡 誠司 ,  武仲 宏典 ,  坂谷 亨
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2013-165025
公開番号（公開出願番号）：特開2015-033706
出願日： 2013年08月08日
公開日（公表日）： 2015年02月19日
要約：

【課題】高強度鋼板を含む重合せ鋼板をスポット・レーザ複合溶接した溶接継手であっても、継手強度に優れるスポット・レーザ複合溶接継手を提供する。【解決手段】板厚t1,t2の2枚の鋼板1,2の重合せ溶接継手であって、前記2枚のうち少なくとも1枚は、引張強度590MPa以上の高強度鋼板であり、2つ以上のスポット溶接部3,...,3を備えるとともに、隣接する各2つのスポット溶接部3,3の間に、合計で2mm2以上の溶接面積を有するとともに、前記2枚の鋼板の合計板厚(t1+t2)の80%以上の溶込み深さhMを有する、1つまたは2つ以上のレーザ溶接部4を備え、前記2つ以上のスポット溶接部3,...,3のナゲット径dNが、いずれも4√{(t1+t2)/2}以上(ナゲット径、t1及びt2の単位は全てmm)であり、前記2つ以上のスポット溶接部3,...,3のコロナボンド部32の外側における、前記2枚の鋼板1,2の間の隙間5が、いずれも0.2mm以下であるスポット・レーザ複合溶接継手。【選択図】図1

請求項（抜粋）：

板厚がt1およびt2の2枚の鋼板が重ね合わされて溶接された溶接継手であって、 前記2枚のうち少なくとも1枚の鋼板は、引張強度590MPa以上の高強度鋼板であり、 2つ以上のスポット溶接部を備えるとともに、 隣接する各2つのスポット溶接部の間に、合計で2mm2以上の溶接面積を有するとともに、前記2枚の鋼板の合計板厚(t1+t2)の80%以上の溶込み深さを有する、1つまたは2つ以上のレーザ溶接部を備え、 前記2つ以上のスポット溶接部のナゲット径が、いずれも4√{(t1+t2)/2}以上(ナゲット径、t1およびt2の単位はすべてmm)であり、 前記2つ以上のスポット溶接部のコロナボンド部の外側における、前記2枚の鋼板の間の隙間が、いずれも0.2mm以下である ことを特徴とする継手強度に優れるスポット・レーザ複合溶接継手。

IPC (5件)：

B23K 28/02 ,  B23K 11/11 ,  B23K 26/21 ,  B23K 26/346 ,  B23K 11/16

FI (5件)：

B23K28/02 ,  B23K11/11 540 ,  B23K26/20 310G ,  B23K26/20 310C ,  B23K11/16

Fターム (5件)：

4E065EA04 ,  4E068BC03 ,  4E068BF01 ,  4E068DA02 ,  4E068DB01