特許
J-GLOBAL ID:201503095482575521

硫黄架橋密度比の測定方法および耐亀裂成長性の向上方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 河村 洌 ,  藤森 洋介 ,  三嶋 眞弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-251651
公開番号(公開出願番号):特開2015-108559
出願日: 2013年12月05日
公開日(公表日): 2015年06月11日
要約:
【課題】ブタジエンゴム(BR)および天然ゴム(NR)からなるゴム成分を含んでなるゴム組成物について、該ゴム成分を構成するNRの硫黄架橋密度に対するBRの硫黄架橋密度の比を測定する方法等を提供すること。【解決手段】以下の手順により、天然ゴム中の硫黄架橋密度(CLdNR)に対するブタジエンゴム中の硫黄架橋密度(CLdBR)の比を測定する。(1)該ゴム組成物中のブタジエンゴムの配合量(ABR)、天然ゴムの配合量(ANR)、ブタジエンゴムの密度(dBR)および天然ゴムの密度(dNR)を求める。(2)熱分解ガスクロマトグラフィーにより、チオフェン量(Ath)を、および、2-メチルチオフェン量(AMeth)を定量する。(3)以下の数式により、CLdBR/CLdNRを算出する。(数式1)CLdBR/CLdNR=[Ath/(ABR/dBR)]/[AMeth/(ANR/dNR)]【選択図】なし
請求項(抜粋):
ブタジエンゴムおよび天然ゴムからなるゴム成分を含んでなるゴム組成物について、以下の手順により、天然ゴムの硫黄架橋密度(CLdNR)に対するブタジエンゴムの硫黄架橋密度(CLdBR)の比(CLdBR/CLdNR)を測定する方法。 (1)該ゴム組成物中のブタジエンゴムの配合量(ABR)、天然ゴムの配合量(ANR)、ブタジエンゴムの密度(dBR)および天然ゴムの密度(dNR)を求める。 (2)熱分解ガスクロマトグラフィーにより、該ゴム組成物中のブタジエンゴムに結合している硫黄架橋量を代表する値としてチオフェン量(Ath)を、および、天然ゴムに結合している硫黄架橋量を代表する値として2-メチルチオフェン量(AMeth)を定量する。 (3)上記(1)および(2)で求めた値を用いて、以下の数式により、CLdBR/CLdNRを算出する。 (数式1) CLdBR/CLdNR=[Ath/(ABR/dBR)]/[AMeth/(ANR/dNR)]
IPC (8件):
G01N 30/06 ,  C08L 7/00 ,  C08L 9/00 ,  G01N 33/44 ,  G01N 30/86 ,  G01N 30/54 ,  G01N 30/88 ,  G01N 30/74
FI (8件):
G01N30/06 G ,  C08L7/00 ,  C08L9/00 ,  G01N33/44 ,  G01N30/86 J ,  G01N30/54 F ,  G01N30/88 P ,  G01N30/74 Z
Fターム (8件):
4J002AC01W ,  4J002AC03X ,  4J002FD010 ,  4J002FD020 ,  4J002FD070 ,  4J002FD140 ,  4J002FD150 ,  4J002GN01

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