特許
J-GLOBAL ID:201503095634995491

原油の直接処理のための残留物バイパスを含む水素処理および蒸気熱分解統合プロセス

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 田中 光雄 ,  山田 卓二 ,  森住 憲一 ,  尼崎 匡
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-554905
公開番号(公開出願番号):特表2015-509128
出願日: 2013年01月27日
公開日(公表日): 2015年03月26日
要約:
原油供給原料の直接処理によりオレフィンおよび芳香族化合物などの石油化学製品を生産することを可能とするために、残留物バイパスを含む水素化処理ゾーンと統合された蒸気熱分解ゾーンに関するプロセスが提供される。原油の直接処理によりオレフィンおよび芳香族石油化学製品を生産するための水素処理および蒸気熱分解統合プロセスは、原油を軽質成分と重質成分に分離するステップ、低減された混入物含量、増加したパラフィン度、低下した鉱山局相関インデックス、および増加した米国石油協会比重度を有する水素化処理流出物を生成するのに効果的な条件下で動作する水素化処理ゾーンに軽質成分と水素を装填するステップ、水素化処理流出物を蒸気の存在下で熱分解して混合生成物流を生成するステップ、混合生成物流を分離するステップ、混合生成物流から回収された水素を精製し、それを水素化処理ゾーンで再利用するステップ、分離された混合生成物流からオレフィンおよび芳香族化合物を回収するステップ、ならびに分離された混合生成物流からの熱分解燃料油およびステップ(a)からの重質成分の混合流を燃料油ブレンドとして回収するステップを含む。【選択図】図1
請求項(抜粋):
原油を直接処理してオレフィンおよび芳香族石油化学製品を生産するための水素処理および蒸気熱分解統合プロセスであって、 a.前記原油を軽質成分および重質成分に分離するステップ、 b.低減された混入物含量、増加したパラフィン度、低下した鉱山局相関インデックス、および増加した米国石油協会比重度を有する還元水素化処理流出物を生成するのに効果的な条件下で動作する水素化処理ゾーンに前記軽質成分と水素を装填するステップ、 c.蒸気の存在下で前記水素化処理流出物を熱分解して混合生成物流を形成するステップ、 d.前記熱分解された混合生成物流を分離するステップ、 e.ステップ(d)で回収された水素を精製し、それをステップ(b)で再利用するステップ、 f.前記分離された混合生成物流からオレフィンおよび芳香族化合物を回収するステップ、および g.前記分離された混合生成物流から熱分解燃料油の混合流、およびステップ(a)からの重質成分の混合流を燃料油ブレンドとして回収するステップ、 を含む、前記統合プロセス。
IPC (3件):
C10G 69/06 ,  C10G 45/44 ,  C10G 9/00
FI (3件):
C10G69/06 ,  C10G45/44 ,  C10G9/00
Fターム (17件):
4H129AA02 ,  4H129CA01 ,  4H129FA02 ,  4H129MA01 ,  4H129MA07 ,  4H129MA15 ,  4H129MB02D ,  4H129MB04E ,  4H129MB09A ,  4H129MB09C ,  4H129MB13B ,  4H129NA02 ,  4H129NA04 ,  4H129NA05 ,  4H129NA20 ,  4H129NA26 ,  4H129NA27
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開昭48-068506
  • 特開昭52-023004
審査官引用 (2件)
  • 特開昭48-068506
  • 特開昭52-023004

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