特許
J-GLOBAL ID:201503095749403253

軸流蒸気タービンのシール構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 勝沼 宏仁 ,  永井 浩之 ,  磯貝 克臣 ,  森 秀行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-154823
公開番号(公開出願番号):特開2015-025404
出願日: 2013年07月25日
公開日(公表日): 2015年02月05日
要約:
【課題】軸流タービンの繊維強化樹脂材料から形成された静止系部材(静翼列に連結された回転しない部材)及び回転系部材(動翼列に連結されて動翼列と一緒に回転する部材)との間のシール構造の簡素化及び漏洩蒸気量の最小化。【解決手段】静止系部材及び回転系部材のうちの一方を第1部材と呼び、他方を第2部材と呼ぶ。第1部材に第2部材に向けて突出する第1突起が設けられる。第1部材の第1突起が第2部材に対面する第1表面部分を有しており、第2部材が第1表面部分に対面する第2表面部分を有しており、第1表面部分と第2表面部分との間にシールが形成される。第1及び第2表面部分(1a,2a)の少なくとも一方に、強化用の繊維を含まない樹脂材料からなる表面層が設けられる。運転中に第1及び第2表面部分が接触した場合に、表面層が削れることにより第1及び第2表面部分間のクリアランスが調整される。【選択図】図1
請求項(抜粋):
繊維強化樹脂材料から形成された静止系部材及び回転系部材を備えた軸流蒸気タービンにおいて前記静止系部材と前記回転系部材との間をシールするシール構造であって、 前記静止系部材が静翼列に連結された回転しない部材であり、前記回転系部材が前記静翼列の上流側または下流側にある動翼列に連結されて当該動翼列と一緒に回転する部材であり、 前記静止系部材及び前記回転系部材のうちの一方を第1部材と呼び、他方を第2部材と呼ぶこととした場合に、 前記第1部材に前記第2部材に向けて突出する第1突起が設けられ、 前記第1部材の前記第1突起が前記第2部材に対面する第1表面部分を有しており、前記第2部材が前記第1表面部分に対面する第2表面部分を有しており、前記第1表面部分と前記第2表面部分との間にシールが形成され、 前記第1表面部分及び前記第2表面部分の少なくとも一方に、強化用の繊維を含まない樹脂材料からなる表面層が設けられ、前記軸流タービンの運転中に前記第1表面部分と前記第2表面部分とが接触した場合に、前記表面層が削れることにより前記第1表面部分と前記第2表面部分との間のクリアランスが調整されることを特徴とするシール構造。
IPC (4件):
F01D 11/04 ,  F01D 11/10 ,  F01D 25/00 ,  F16J 15/453
FI (5件):
F01D11/04 ,  F01D11/10 ,  F01D25/00 L ,  F01D25/00 M ,  F16J15/453
Fターム (12件):
3G202KK04 ,  3G202KK05 ,  3G202KK06 ,  3G202KK07 ,  3G202KK16 ,  3G202KK23 ,  3G202KK25 ,  3G202KK37 ,  3J042AA04 ,  3J042CA01 ,  3J042CA12 ,  3J042DA01

前のページに戻る