特許
J-GLOBAL ID:201503096369785869

ボールねじ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 稲岡 耕作 ,  川崎 実夫 ,  五郎丸 正巳
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-255858
公開番号(公開出願番号):特開2015-113901
出願日: 2013年12月11日
公開日(公表日): 2015年06月22日
要約:
【課題】コマの配置位置のレイアウトの自由度を高めつつ、外転動路におけるボール詰まりの発生を確実に防止でき、内転動路におけるボールのスムーズな循環を実現できるボールねじ装置を提供すること。【解決手段】ボールねじ装置12は、ねじ軸8に外嵌されたボールナット16と、ボールナット16の小径部31の外周を包囲する円筒スリーブ17と、ボールナット16の大径部30の外周および円筒スリーブ17の外周を包囲する円筒18と、円筒スリーブ17の穴23およびボールナット16の収容穴に装着される一対のコマとを含む。円筒スリーブ17は貫通穴からなる穴23を有している。穴23は転動穴部24を含む。転動穴部24の両側壁24A,24Bと、ボールナット16の小径円筒面31Aと、円筒18の内周面18Aとによって、ボール15が転動可能な外転動路40が区画される。【選択図】図6
請求項(抜粋):
外周面にねじ溝が形成されたねじ軸と、 前記ねじ軸に対して外嵌され、内周面にねじ溝が形成されたボールナットと、 前記ボールナットおよび前記ねじ軸の互いのねじ溝によって形成される螺旋状の内転動路内に転動可能にセットされた複数のボールと、 前記ボールナットの外周を包囲する円筒と、 内周面および外周面、ならびに前記内周面および前記外周面を貫通する長尺の転動穴を有し、前記ボールナットの外周と前記円筒の内周との間に配置された転動穴形成部材とを含み、 前記ボールナットの前記ねじ溝において、前記ねじ軸の軸方向に関して間隔を空けた少なくとも2つの凹所形成位置に、前記ボールナットの周壁を厚み方向に貫通する凹所が形成されており、 前記転動穴と、前記ボールナットの外周と、前記円筒の内周とによって外転動路が区画されており、 2つの前記凹所および前記外転動路によって、一方の前記凹所形成位置の前記ボールを他方の前記凹所形成位置に帰還させるための帰還路が設けられており、 前記転動穴における長手方向に沿う側壁の少なくとも一方は、前記内周面および前記外周面に対して垂直、または両側壁が外周面側の長手方向で広くなる斜面をなしている、ボールねじ装置。
IPC (1件):
F16H 25/22
FI (1件):
F16H25/22 C
Fターム (5件):
3J062AB22 ,  3J062AC07 ,  3J062BA31 ,  3J062CD07 ,  3J062CD23

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