特許
J-GLOBAL ID:201503097219262457

エポキシドから酸無水物を生成するためのプロセス

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 山本 秀策 ,  森下 夏樹 ,  飯田 貴敏 ,  石川 大輔 ,  山本 健策
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-557715
公開番号(公開出願番号):特表2015-511947
出願日: 2013年02月12日
公開日(公表日): 2015年04月23日
要約:
エポキシドおよび一酸化炭素原料から酸無水物を作製する方法が提示される。種々の態様において、方法は、エポキシド、溶媒、カルボニル化触媒、および一酸化炭素を含む原料流の内容物を反応させて、β-ラクトンを含む第1のカルボニル化生成物流を生成するステップと、次いで、第1のカルボニル化生成物流の内容物をさらなる一酸化炭素と反応させて、酸無水物を含む第2のカルボニル化生成物流を生成するステップと、第2のカルボニル化生成物流から酸無水物の少なくとも一部を分離して、i)分離した酸無水物の部分を含む酸無水物生成物流と、ii)カルボニル化触媒を含むリサイクル流とを生成するステップと、最終的に、リサイクル流を原料流に加えるステップと、を含む。【選択図】図2
請求項(抜粋):
酸無水物の連続生成方法であって、 a) 第1の反応ゾーンにおいて、任意選択的にカルボニル化触媒の存在下で、エポキシドを一酸化炭素と接触させ、β-ラクトン、残留エポキシド、および存在する場合はカルボニル化触媒を含む第1の生成物流を提供するステップと、 b) 前記第1の生成物流を第2の反応ゾーンに供給するステップであって、前記生成物流を、実質的に全ての残留エポキシドをβ-ラクトンに変換するため、およびβ-ラクトンの一部を酸無水物に変換するために十分な条件下でさらなる一酸化炭素と接触させ、溶解した酸無水物、および存在する場合はカルボニル化触媒を含む第2の生成物流を提供するステップと、 c) 前記生成物流中の前記酸無水物の濃度が前記酸無水物の溶解度を超えるように前記第2の生成物流を処理するステップと、 d) 前記第2の生成物流から固体酸無水物を分離して、固体酸無水物を含む酸無水物生成物流と、前記溶解した触媒、および存在する場合は溶解した酸無水物を含む液体触媒リサイクル流と、を生成するステップと、 e) 前記液体触媒リサイクル流を前記第1の反応ゾーンの入り口に戻すステップと、を含む、方法。
IPC (1件):
C07D 307/60
FI (1件):
C07D307/60
Fターム (2件):
4H039CA42 ,  4H039CH10
引用特許:
審査官引用 (1件)
引用文献:
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