特許
J-GLOBAL ID:201503097546629429

内燃機関のバルブタイミング可変機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 恩田 誠 ,  恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-257121
公開番号(公開出願番号):特開2015-113783
出願日: 2013年12月12日
公開日(公表日): 2015年06月22日
要約:
【課題】ハウジングに対しロータが中間位置をまたいで相対移動することにより、スプリングの外周側の端部の係合対象が第1ピンと第2ピンとで切り替わる際、第1ピンがスプリングの外周側の端部の外周面に対し接触して同外周面の周方向に摺り合うことを抑制できるようにする。【解決手段】バルブタイミング可変機構における渦巻き状のスプリング28の内周側の端部28aは、ロータに固定されたフロントブッシュ27の切り欠き部31と係合される。そして、同機構のハウジング4に対するロータの中間ロック位置をまたいだ相対移動により、スプリング28の外周側の端部28bの係合対象が、ロータに固定された第1ピン29と、ハウジング4に固定された第2ピン30とで切り替わる。第1ピン29は、その中心線CL1が第2ピン30の中心線CL2に対しスプリング28の外周側の端部28bの外周面から離れる方向にオフセットした位置に設けられる。【選択図】図3
請求項(抜粋):
クランクシャフトからの回転伝達を受けるハウジングと、そのハウジング内に設けられてカムシャフトと一体回転しつつ同ハウジングに対し回転方向について相対移動可能なロータと、前記カムシャフトを中心とする渦巻き状に形成されて内周側の端部が前記ロータに対し係合されるスプリングと、前記ロータに固定されて前記スプリングの外周側の端部と係合する第1ピンと、前記ハウジングに固定されて前記スプリングの外周側の端部と係合可能な第2ピンとを備え、前記ハウジングに対する前記ロータの相対移動範囲の中間位置よりも遅角側への相対移動に伴って、前記スプリングの外周側の端部の係合対象が前記第1ピンから前記第2ピンに切り替わることにより、前記ロータが前記ハウジングに対し進角側に相対移動する方向に向けて、同ロータに前記スプリングの弾性力を作用させる内燃機関のバルブタイミング可変機構において、 前記第1ピン及び前記第2ピンは、各々の中心線が前記カムシャフトと同方向に延び、且つ、前記第1ピンの直径が前記第2ピンの直径よりも大きくされており、 前記第1ピンは、その中心線が前記第2ピンの中心線に対し前記スプリングの外周側の端部の外周面から離れる方向にオフセットした位置に設けられている ことを特徴とする内燃機関のバルブタイミング可変機構。
IPC (1件):
F01L 1/356
FI (1件):
F01L1/356 E
Fターム (14件):
3G018AB02 ,  3G018AB16 ,  3G018BA29 ,  3G018BA33 ,  3G018CA09 ,  3G018DA24 ,  3G018DA72 ,  3G018DA73 ,  3G018DA74 ,  3G018DA83 ,  3G018DA85 ,  3G018FA01 ,  3G018FA07 ,  3G018GA02

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