特許
J-GLOBAL ID:201503098201332802

内燃機関のクランクシャフトの軸受構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人日誠国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-196679
公開番号(公開出願番号):特開2015-064009
出願日: 2013年09月24日
公開日(公表日): 2015年04月09日
要約:
【課題】クランクシャフトとシリンダブロックとの熱膨張差によってクランクジャーナルとジャーナル軸受部との間から漏出する潤滑油量が増大することを防止して、クランクジャーナルとジャーナル軸受部との潤滑性が悪化することを防止することができる内燃機関のクランクシャフトの軸受構造を提供すること。【解決手段】クランクシャフト3の軸線方向におけるシリンダブロックの中央部26に対して軸線方向一方側および他方側に設けられたクランクジャーナル11の外周面が、シリンダブロック2の中央部26側から軸線方向一方側および他方側の外方に向かって漸次拡径するテーパ面11A、11Bを有する。また、シリンダブロック2の中央部26に対して軸線方向一方側および他方側に設けられたクランクジャーナル11に対向する上ジャーナル軸受部22および下ジャーナル軸受部23の内周面が、シリンダブロック2の中央部26側から軸線方向他方側の外方に向かって漸次拡径するテーパ面22B、23Bを有する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
複数のシリンダボアを有するシリンダブロックの下部に、前記シリンダボアの配列方向に沿って複数のジャーナル軸受部が設けられ、前記ジャーナル軸受部にクランクシャフトのクランクジャーナルが回転自在に支持される内燃機関のクランクシャフトの軸受構造であって、 前記クランクシャフトの軸線方向における前記シリンダブロックの中央部に対して前記軸線方向一方側に設けられた前記クランクジャーナルの外周面が、前記シリンダブロックの中央部側から前記軸線方向一方側の外方に向かって漸次拡径するテーパ面を有し、 前記シリンダブロックの中央部に対して前記軸線方向他方側に設けられた前記クランクジャーナルの外周面が、前記シリンダブロックの中央部側から前記軸線方向他方側の外方に向かって漸次拡径するテーパ面を有し、 前記シリンダブロックの中央部に対して前記軸線方向一方側に設けられた前記クランクジャーナルに対向する前記ジャーナル軸受部の内周面が、前記シリンダブロックの中央部側から前記軸線方向一方側の外方に向かって漸次拡径するテーパ面を有し、 前記シリンダブロックの中央部に対して前記軸線方向他方側に設けられた前記クランクジャーナルに対向する前記ジャーナル軸受部の内周面が、前記シリンダブロックの中央部側から前記軸線方向他方側の外方に向かって漸次拡径するテーパ面を有することを特徴とする内燃機関のクランクシャフトの軸受構造。
IPC (3件):
F16C 3/08 ,  F16C 9/02 ,  F16C 17/00
FI (3件):
F16C3/08 ,  F16C9/02 ,  F16C17/00 Z
Fターム (11件):
3J011AA07 ,  3J011BA11 ,  3J011KA01 ,  3J011NA01 ,  3J011PA01 ,  3J033AA02 ,  3J033AA05 ,  3J033BB01 ,  3J033CA01 ,  3J033GA01 ,  3J033GA20

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