特許
J-GLOBAL ID:201503098572106422

パケット送信装置およびそのプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 特許業務法人磯野国際特許商標事務所 ,  磯野 道造 ,  多田 悦夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-164133
公開番号(公開出願番号):特開2015-033125
出願日: 2013年08月07日
公開日(公表日): 2015年02月16日
要約:
【課題】遅延ベースの輻輳制御手法において、輻輳ウィンドウサイズの不必要な減少を防止するパケット送信装置を提供する。【解決手段】パケット送信装置1は、パケットの往復遅延時間(RTT)を計測するRTT計測手段141と、最小RTTを逐次更新する最小RTT更新手段171と、RTTの変動量を平滑化した基準RTT変動量を算出し逐次更新する変動量算出手段161と、RTTが最小RTTと基準RTT変動量とを加算した時間長よりも長くなったときにRTTが増加したと判定し、当該時間長以下のときにRTTが増加していないと判定するRTT増加判定手段172と、RTTが増加したと判定された場合に、輻輳ウィンドウサイズを減少させ、RTTが増加していないと判定された場合に、輻輳ウィンドウサイズを増加させるように輻輳ウィンドウサイズを制御する輻輳ウィンドウ制御手段15と、を備える。【選択図】図1
請求項(抜粋):
送達確認応答を受信するまで一度に送信可能なパケット数を示す輻輳ウィンドウサイズを、パケットの伝送遅延に応じて制御するパケット送信装置において、 受信した送達確認応答に対応したパケットの送信時刻と、当該送達確認応答の受信時刻とから当該パケットの往復遅延時間であるRTTを計測するRTT計測手段と、 このRTT計測手段で逐次計測されるRTTの最小RTTを更新して記憶手段に記憶する最小RTT更新手段と、 前記計測されるRTTの変動量を平滑化した変動量を算出し、基準RTT変動量として順次更新する基準RTT変動量算出手段と、 前記計測されたRTTが、前記最小RTTと前記基準RTT変動量とを加算した時間長よりも長くなったときにはRTTが増加したと判定し、前記時間長以下のときにはRTTが増加していないと判定するRTT増加判定手段と、 このRTT増加判定手段でRTTが増加したと判定された場合に、前記輻輳ウィンドウサイズを減少させ、RTTが増加していないと判定された場合に、前記輻輳ウィンドウサイズを増加させるように輻輳ウィンドウサイズを制御する輻輳ウィンドウ制御手段と、 を備えることを特徴とするパケット送信装置。
IPC (2件):
H04L 12/807 ,  H04L 29/08
FI (2件):
H04L12/807 ,  H04L13/00 307B
Fターム (13件):
5K030GA03 ,  5K030HA08 ,  5K030LC03 ,  5K030MB06 ,  5K030MD08 ,  5K034AA02 ,  5K034DD01 ,  5K034EE11 ,  5K034FF02 ,  5K034HH01 ,  5K034HH64 ,  5K034MM08 ,  5K034MM16
引用特許:
出願人引用 (2件)
引用文献:
出願人引用 (1件)
  • RTT駆動型ウィンドウ制御手法の特性分析

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