特許
J-GLOBAL ID:201503098805462194
アンニンコウ抽出液の低分子画分による動脈硬化症の治療剤
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (12件):
春名 雅夫
, 清水 初志
, 山口 裕孝
, 刑部 俊
, 井上 隆一
, 佐藤 利光
, 新見 浩一
, 小林 智彦
, 渡邉 伸一
, 大関 雅人
, 五十嵐 義弘
, 川本 和弥
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-123425
公開番号(公開出願番号):特開2014-240366
出願日: 2013年06月12日
公開日(公表日): 2014年12月25日
要約:
【課題】アンニンコウの熱水抽出液の低分子画分を含むアンジオテンシン変換酵素阻害剤や、当該低分子画分を含む動脈硬化症の治療剤や予防剤を提供することを課題とする。【解決手段】動脈硬化症モデルマウスにアンニンコウの熱水抽出液の低分子画分を投与し、その影響を調べた。その結果、アンニンコウの熱水抽出液の低分子画分に、アテローム性動脈硬化に伴う死亡率の減少、アテロームの形成抑制作用、血管損傷の抑制作用、コラーゲンの沈着抑制作用、線維化抑制作用があることが明らかになった。また当該低分子画分は、血管の炎症の抑制、制御性T細胞などの免疫細胞の働きを介する動脈硬化症の症状の改善の効果を示した。本発明のアンニンコウの熱水抽出液の低分子画分は、アンギオテンシン変換酵素の阻害作用を有する。したがって本発明のアンニンコウの熱水抽出液の低分子画分は、アンギオテンシン変換酵素の阻害を通してアンジオテンシンIIの産生を抑制し、動脈硬化症の症状を改善したと考えられる。【選択図】なし
請求項(抜粋):
食用キノコの熱水抽出液の低分子画分を含む、アンギオテンシン変換酵素阻害剤。
IPC (4件):
A61K 36/07
, A61P 43/00
, A61P 9/10
, A23L 1/30
FI (4件):
A61K35/84 A
, A61P43/00 116
, A61P9/10 101
, A23L1/30 B
Fターム (14件):
4B018LB08
, 4B018MD82
, 4B018ME14
, 4B018MF01
, 4C088AA02
, 4C088AA04
, 4C088AA08
, 4C088AC17
, 4C088BA09
, 4C088BA22
, 4C088CA05
, 4C088NA14
, 4C088ZA45
, 4C088ZC20
引用文献:
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