特許
J-GLOBAL ID:201503098999379578

冷却用空気の送風による回転式管状炉の開口部の冷却装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 太田 恵一
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-548124
公開番号(公開出願番号):特表2015-508483
出願日: 2011年12月23日
公開日(公表日): 2015年03月19日
要約:
【課題】メンテナンスを容易にすると共に、冷却性能を改良する。【解決手段】炉(1)は、炉のフレームに対して回る金属製円筒を含む。金属製円筒(3)を取り囲む二つのカバー(5、6)は、環状導管(50、60)を構成する。円筒(3)を取り囲み、第一の導管(50)に空気を供給する、環状の分配室(8)を設ける。さらに、円筒(3)の上に載置され、円筒と共に回るように取り付けられ、分配室(8)に空気を気密状態で供給する、少なくとも一つの通風装置(9)と少なくとも一つの通風装置(9)を作動させる電気モータとを含む通風手段を設け、通風手段の単数または複数の電気モータへの電力供給を可能にするための回る電気コネクタ(10、11)を設ける。【選択図】図2
請求項(抜粋):
冷却用空気の送風による回転式管状炉(1)の開口部の冷却装置(100)であって、前記炉が耐熱素材(73)で内側をコーティングされた金属製円筒(3)を含み、前記円筒(3)が炉のフレームに対して回るように取り付けられ、その内部で材料が投入されて焼成されるように意図されており、 前記冷却装置(100)が、 -前記回転式炉の前記円筒(3)、および、耐熱素材(74)で覆われ、前記円筒(3)に固定され、炉の円筒(3)の端部を高温から保護することを目的とした、円筒の金属製端部部品(4)と、 -内側カバー(5)および外側カバー(6)と呼ばれる、二つの同心の金属製カバー(5、6)と、ここで前記二つのカバー(5、6)は、炉(1)の前記円筒(3)を取り囲み、一方では前記円筒(3)と前記内側カバー(5)との間のいわゆる第一の導管(50)、他方では前記内側カバー(5)と前記外側カバー(6)との間のいわゆる第二の導管(60)である、二つの環状導管(50、60)を構成するものであり、 -前記環状導管(50、60)における冷却用空気の循環を可能にすることのできる通風手段と、を含み、 その結果、前記第一の導管(50)における端部部品(4)までの空気の循環、続いて前記第二の導管(60)における逆方向での空気の循環が、前記第二の導管(60)の排出口から空気が排出されるまで可能となり、 -前記円筒(3)を取り囲み、炉の前記円筒(3)に固定され、前記第一の導管(50)に空気を供給する、環状の分配室(8)と、 -少なくとも一つの通風装置(9)と前記少なくとも一つの通風装置(9)を作動させる電気モータとを含む前記通風手段であって、炉の金属製円筒(3)の上に載置され、円筒と共に回るように取り付けられ、前記分配室(8)に空気を気密状態で供給する前記通風手段と、 -炉の前記円筒(3)を取り囲む環状リング(10)、および、前記通風手段の単数または複数の電気モータへの電力供給を可能にするための、炉の回転の際に環状リング(10)の上でスライドすることまたは転がることができる接点(11)を含む、回る電気コネクタ(10、11)と、を含むことを特徴とする装置。
IPC (1件):
F27B 7/38
FI (1件):
F27B7/38
Fターム (4件):
4K061AA08 ,  4K061BA01 ,  4K061CA12 ,  4K061CA19
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開昭62-191037
  • 特開昭53-145367
審査官引用 (6件)
  • 特開昭62-191037
  • 特開昭62-191037
  • 特開昭53-145367
全件表示

前のページに戻る