特許
J-GLOBAL ID:201503099201237032

ポンプ式吐出容器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岩橋 祐司
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2013052851
公開番号(公開出願番号):WO2013-118816
出願日: 2013年02月07日
公開日(公表日): 2013年08月15日
要約:
ノズルの僅かな上下動による液体の漏出が防止された特定構造のポンプ式吐出容器において、ノズルヘッドが上限位置にある状態からの最初の押し下げ時の液体の吐出し易さを改善する。 液室内に液体が満たされ、且つノズルヘッドが上方向に最大限引き上げられた状態において、第一次逆止弁が液室内と容器本体内との連通を開放する構成とすることによって、ノズルヘッドが上限位置となるように引き上げた状態から、液体を吐出させようとしてノズルヘッドを押し下げようとした際、液室内と容器本体内との連通が開放されているため、押し下げ時にかかる抵抗が著しく減少し、小さい力で容易に液体を吐出することができる。
請求項(抜粋):
容器本体と、該容器本体の口部に装着される吐出ポンプ体とを備え、該吐出ポンプ体の上方に設けられたノズルヘッド部を上下動させることで、該容器本体内に収容された液体を該ノズルヘッド部に設けられた吐出口から吐出するポンプ式吐出容器であって、 前記吐出ポンプ体は、 前記容器本体内と連通可能な筒状の液用シリンダ部と、 前記液用シリンダ部と前記容器本体内との連通を開閉可能とする第一次逆止弁と、 前記ノズルヘッド部と連動して上下動可能な筒状の部材であって、その下方末端の外側面が前記液用シリンダ部の内壁面と摺接し、前記液用シリンダ部とにより囲まれた空間を液室として構成し、その上方の開口端を通じて前記ノズルヘッド部内と連通可能な液用ピストン部と、 前記液用シリンダ部と前記液用ピストン部とにより囲まれた空間内に設けられた棒状の部材であって、上方末端が前記液用ピストン部の上方開口端を貫通しており、且つその貫通した上方末端において、該液用ピストン部の開口端の径よりも大きな外径に拡径された拡径部分が設けられ、該拡径部分と該液用ピストン部の開口端とが当接して該開口端を閉塞し、あるいは該拡径部分と該開口端とが当接しないことで該開口端を開放することによって前記液用ピストン部内と前記ノズルヘッド部内との連通を開閉可能とする第二次逆止弁を構成する棒状弁体と、 前記棒状弁体の下方末端に外側から係合する筒状の部材であって、該筒状部材の下方末端に外側に張り出して設けられた拡径部分の下面が前記液用シリンダ部の底部周縁に内側に張り出して設けられた台座部分の上面と当接可能な筒状係止部と、 前記液用ピストン部の下方末端と前記筒状係止部の拡径部分の上面との間に介在し、該液用ピストン部と該筒状係止部との間隙を拡げる方向へと付勢するスプリング部と、 前記液用ピストン部内と前記上方開口端を介して連通可能であり、末端に吐出口が設けられた筒状のノズルヘッド部と を備え、 前記ノズルヘッド部の下方向への移動によって前記スプリング部の収縮が生じ始める上死点の位置からさらに該ノズルヘッド部を上方向へと移動させた際、該ノズルヘッド部と連動して前記液用ピストン部、前記スプリング部及び前記筒状係止部がともに上方向へ移動し、前記筒状係止部の拡径部分の下面が前記液用シリンダ部の底部周縁台座部分の上面を離れることで該拡径部分の下面と該底部周縁台座部分の上面との間に所定の間隔が設けられ、前記筒状係止部を前記液用シリンダ部に対して所定範囲で上下動可能としたポンプ式吐出容器において、 前記第一次逆止弁が、前記液室内に所望の液体が満たされ、且つ前記ノズルヘッド部が下方向へと移動していない状態において、前記液用シリンダ部と前記容器本体内との連通を開放している ことを特徴とするポンプ式吐出容器。
IPC (3件):
B65D 47/34 ,  B05B 11/00 ,  F04B 9/14
FI (4件):
B65D47/34 B ,  B05B11/00 101G ,  B05B11/00 101K ,  F04B9/14 B
Fターム (33件):
3E084AA12 ,  3E084AB01 ,  3E084BA02 ,  3E084CA01 ,  3E084CC03 ,  3E084CC04 ,  3E084CC05 ,  3E084DA01 ,  3E084DB12 ,  3E084DC03 ,  3E084DC04 ,  3E084DC05 ,  3E084EA03 ,  3E084EC03 ,  3E084EC04 ,  3E084EC05 ,  3E084FA09 ,  3E084FB01 ,  3E084GA01 ,  3E084GB01 ,  3E084KB05 ,  3E084LB02 ,  3E084LB07 ,  3E084LC01 ,  3E084LD22 ,  3E084LD25 ,  3E084LD26 ,  3H075AA01 ,  3H075BB03 ,  3H075CC36 ,  3H075DA04 ,  3H075DA09 ,  3H075DB13

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