特許
J-GLOBAL ID:201503099536093604

狭い空間で使用可能なレンチ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木村 高久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-262882
公開番号(公開出願番号):特開2015-116647
出願日: 2013年12月19日
公開日(公表日): 2015年06月25日
要約:
【課題】歯数を同じに維持しつつ、普通の空間及び狭い空間モードを提供し、必要に応じて異なる空転幅を選択することができる、狭い空間で使用可能なレンチを提供する。 【解決手段】狭い空間で使用可能なレンチは、本体11、歯車30、2つの噛合アセンブリ40、蓋体50及びスライド60を備える。本体11は、中空状のヘッド部20を有する。ヘッド部20は、握持部12と接続される。ヘッド部20の外側面には、C字状の周壁21が形成される。ヘッド部20内には、階段孔22が形成される。握持部12は、2つの案内溝13,14を有する。案内溝13,14のそれぞれは、握持部12に隣接した周壁21に形成されて階段孔22と連通する。歯車30は、階段孔22に設置する軸32を有する。軸32は、中央部に設けられた連結構造と、外側面に設けられた連続した複数の歯34とを有する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
本体、歯車、2つの噛合アセンブリ、蓋体及びスライドを備えた狭い空間で使用可能なレンチであって、 前記本体は、中空状のヘッド部を有し、前記ヘッド部は、握持部と接続され、前記ヘッド部の外側面には、C字状の周壁が形成され、前記ヘッド部内には、階段孔が形成され、前記握持部は、2つの案内溝を有し、前記案内溝のそれぞれは、前記握持部に隣接した周壁に形成されて前記階段孔と連通し、 前記歯車は、前記階段孔に設置する軸を有し、前記軸は、中央部に設けられた連結構造と、外側面に設けられた連続した複数の歯と、を有し、 前記噛合アセンブリは、角柱及び弾性部材を含み、前記角柱及び前記弾性部材は、前記本体の同一の前記案内溝内に設置され、前記弾性部材は、前記角柱及び前記案内溝の壁面にそれぞれ接触され、前記案内溝に沿って前記歯車へ向かって前記角柱を押し動かし、 前記蓋体は、リング部を有し、前記リング部が前記軸に外嵌されると、前記階段孔の一端が封止され、前記歯車が支持されながら前記本体に対して回動自在となり、 前記スライドは、前記握持部の前記階段孔に隣接した箇所に揺動自在に接続され、前記案内溝中の前記噛合アセンブリを覆い、前記スライドには、前記角柱に対応した箇所に駆動構造が形成され、 前記スライドに力が加えられて前記スライドが普通空間モードまで移動されると、前記駆動構造により2つの前記角柱のうちの1つが前記案内溝内へ戻り、もう一つの前記角柱が常態下で前記歯車の何れかの歯と噛合し、前記レンチが標準空転角度で揺動可能となり、 前記スライドに力が加えられて前記スライドが狭い空間モードまで移動されると、前記2つの角柱が前記駆動構造の制限を受けずに前記歯車の歯と交互に噛合し、前記レンチが小さめの空転角度で揺動可能となることを特徴とする狭い空間で使用可能なレンチ。
IPC (1件):
B25B 13/46
FI (1件):
B25B13/46 D
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • ラチェットレンチ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2003-051114   出願人:株式会社スーパーツール
  • ラチェットレンチ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-118538   出願人:京都機械工具株式会社
  • 特許第6209423号

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