研究者
J-GLOBAL ID:201601010294709184
更新日: 2024年09月27日
加 三千宣
クワエ ミチノブ | Kuwae Michinobu
所属機関・部署:
職名:
教授
ホームページURL (1件):
http://engan.cmes.ehime-u.ac.jp/engan/kandou/staff/kuwaelab/index.html
研究分野 (3件):
大気水圏科学
, 環境動態解析
, 地球人間圏科学
研究キーワード (7件):
堆積物DNA
, マイクロプラスチック
, 人新世
, 古気候学
, 古海洋学
, 古環境学
, 古生物学
競争的資金等の研究課題 (23件):
- 2021 - 2026 微細マイクロプラスチックの動態を含む海洋プラスチック循環の包括的解明
- 2021 - 2024 湖沼生態系への温暖化対策の影響解明に向けた環境DNAによる新たな評価手法の構築
- 2021 - 2024 アーカイブとしての堆積物を用いた阪神大震災時のアスベスト放出状況の評価
- 2021 - 2024 湖環境への人為的影響をはかるための歴史時代における湖内植物生産量変動
- 2020 - 2024 残留性有機汚染物質の包括網羅分析に基づくマスバランス解析と生態リスクの時系列評価
- 2021 - 2024 別府湾堆積物の人新世境界模式地選定に向けたキーマーカーデータセットの構築
- 2020 - 2024 非可食性バイオマスを原料とした海洋分解可能な マルチロック型バイオポリマーの研究開発
- 2020 - 2023 環境DNAに基づく希少種・外来種の分布動態評価技術の開発と実践
- 2019 - 2022 沿岸堆積物コアでの環境DNAメタバーコーディングによる近過去魚類群集の復元
- 2018 - 2021 マイワシレジームの最大個体数を百年規模で減少させた北西太平洋の海洋プロセスの解明
- 2017 - 2021 万年スケールでみた黒潮の流路変遷と黒潮分枝流の形成メカニズム
- 2017 - 2020 堆積物中の環境DNAを用いた浮魚類の個体数復元に関する研究
- 2017 - 2020 琵琶湖におけるプランクトンとウイルスの過去100年にわたる相互作用解明への挑戦
- 2016 - 2019 別府湾柱状堆積物の解析にもとづく過去8000年間の太平洋十年規模変動の復元
- 2014 - 2017 湖沼生態系への人為起源エアロゾルの広域的な影響評価に関する研究
- 2017 - 浮魚類の環境DNAによる個体数復元に関する古海洋学的研究
- 2015 - 2016 大阪湾における海洋の温暖化に関する古海洋学的研究
- 2013 - 2015 近過去古陸水学:日本の淡水湖沼珪藻群集に影響を及ぼす要因に関する研究
- 2013 - 2015 琵琶湖深部の貧酸素化にともなうマンガン・ヒ素大量溶出モデルの構築
- 2010 - 2014 数十年スケールのイワシ資源量動態と中世温暖期に資源量低下を招いた機構の解明
- 2010 - 2013 湖沼生態系のレトロスペクティブ型モニタリング技術の開発
- 2009 - 2012 急潮予報システムの構築と生態影響評価への戦略的運用
- 2007 - 2008 別府湾堆積物中の鱗を用いたカタクチイワシバイオマスの長期変動に関する研究
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論文 (58件):
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Michinobu Kuwae, Yusuke Yokoyama, Stephen Tims, Michaela Froehlich, L Keith Fifield, Takahiro Aze, Narumi Tsugeki, Hideyuki Doi, Yoshiki Saito. Toward defining the Anthropocene onset using a rapid increase in anthropogenic fingerprints in global geological archives. Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America. 2024. 121. 41. e2313098121
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Eric Capo, Maïlys Picard, Kai Nakane, Michinobu Kuwae, Stefan Bertilsson, Maiko Kagami, Xin Liu, Yoichiro Sakai, Narumi Tsugeki. A sedimentary DNA perspective about the influence of environmental and food-web changes on the microbial eukaryotic community of Lake Biwa. Freshwater Biology. 2024
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加 三千宣, 齋藤文紀. 地質時代としての人新世の定義. 科学, 岩波書店. 2023. 93. 1020-1022
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加 三千宣, 彼末 成樹. 人新世の始まりを示す海底堆積物中のマイクロプラスチックとその意義. 沿岸海洋研究. 2023. 61. 103-105
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加 三千宣. 別府湾の海底堆積物に記録された人新世境界. Ocean Newsletter. 2023. 546. 4-5
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MISC (11件):
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佐々木尚子, 高原光, 杉田真哉, 林竜馬, 兵藤不二夫, 加三千宣, 占部城太郎. 堆積物中の花粉組成から周辺植生を復元できるか?:REVEALSモデルを用いた北海道4湖沼における定量的な植生復元の試み. 日本花粉学会大会講演要旨集. 2017. 58th. 79
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入野 智久, 丸山 亜伊莉, 池原 研, 山本 正伸, 加 三千宣, 竹村 恵二. 完新世別府湾堆積物中砕屑物の鉱物組成に基づく供給源推定. 日本地球化学会年会要旨集. 2017. 64. 16-16
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Shimada Misaki, Takahara Hikaru, Kuwae Michinobu, Yamamoto Masanobu, Ikehara Ken, Irino Tomohisa, Takemura Keiji, Sagawa Takuya, Sakamoto Tatsuhiko, Ikehara Minoru, et al. 471 Late Holocene human impact on vegetation changes around Beppu Bay in northeast Kyushu, southwest Japan based on the influx pollen data dated by a wiggle-matching. 日本花粉学会会誌. 2012. 58. 212-213
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鶴岡 賢太朗, 加 三千宣, 佐川 拓也. TEX86及びアルケノンから見た中世温暖期における苫小牧沖の古環境変動. 日本地球化学会年会要旨集. 2011. 58. 115-115
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佐川 拓也, 鶴岡 賢太朗, 加 三千宣, 村山 雅史, 武岡 英隆. 完新世における東アジア冬季モンスーン変動. 日本地球化学会年会要旨集. 2011. 58. 112-112
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書籍 (4件):
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年代層序単元としての「人新世」の科学的根拠とその否認について-人新世作業部会の提案書に基づいた解説
日本第四紀学会 2024
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湖沼近過去調査法
共立出版 2014
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デジタルブック 最新第四紀学
日本第四紀学会 2010
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変動帯における第四紀研究
2003
講演・口頭発表等 (116件):
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別府湾海底堆積物の魚鱗記録からみた後期完新世のイワシ類の長期動態
(日本第四紀学会2017年大会 2017)
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別府湾における過去 7300 年間のイベント記録とその頻度
(日本第四紀学会2017年大会 2017)
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別府湾最奥部のイベント堆積物の示すもの:どの程度の地震であれば別府湾最奥部にイベント層を形成できるか?
(日本第四紀学会2017年大会 2017)
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完新世の気候変動に対する北西太平洋のイワシ類の応答
(日本地球惑星科学連合2017年大会 2017)
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太平洋規模で変動する海洋生態系:魚鱗化石記録からみたレジームシフトの長期動態
(日本第四紀学会2016年大会60周年記念大会シンポジウム 2016)
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学位 (1件):
経歴 (4件):
- 2013/04 - 現在 愛媛大学 沿岸環境科学研究センター 准教授
- 2009/10 - 2013/04 愛媛大学 上級研究員センター 講師
- 2007/04 - 2009/10 愛媛大学 沿岸環境科学研究センター 文科省特別教育研究経費事業研究員
- 2003/01 - 2007/03 愛媛大学沿 岸環境科学研究センター 21世紀COE研究員
受賞 (3件):
- 2024/08 - 日本第四紀学会 学術賞 別府湾ほかの沿岸堆積物を用いた後期完新世の環境変遷復元に関する一連の研究
- 2008/03 - 日本海洋学会 日高論文賞
- 2004/08 - 日本第四紀学会 論文賞
所属学会 (7件):
日本珪藻学会
, American Geophysical Union
, 日本地球惑星科学連合
, 日本水産海洋学会
, 日本地球化学会
, 日本第四紀学会
, 日本海洋学会
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