抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
アロステリックあるいは共同効果と呼ばれている酵素反応の現象の説明として,これまでに出されている,たんぱく構造変化を考えた説明とは別の機構を考えた。基質,活性化剤,阻害剤などは酵素たんぱくに,立体的な異なった位置に複数の結合部位をもっており,そのうちの一部は二種の配位子に共通で基質と阻害剤,または活性化剤と阻害剤はその結合部位を競合する形になる。あるいはもっと単純に,立体的障害効果のみも考えられる。実際に酵素がどのモデルに従うかは物理的手法で解明されるべきであるが,グルタミン酸デヒドロゲナーゼでは本説を支持する分光学的な結果が出ている;写図4参10