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J-GLOBAL ID:201602000053744335   整理番号:68A0356687

清酒中の着色物質に関する研究 清酒中の鉄含有着色物質フェリクリシンの存在

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巻: 31  号: 12  ページ: 1482-1489  発行年: 1967年 
JST資料番号: G0021A  ISSN: 0002-1369  CODEN: ABCHA6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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清酒から活性炭およびシリカゲルのカラムクロマトグラフィーを用いて赤褐色の結晶を分離した.この化合物は清酒中の主要な着色成分であり,δ-N-アセチル-δ-N-オキシオルニチンが3モル,セリン2モル,グリシン1モルからなるヘキサペプチドの鉄複合体で,すでにW,Keller-SchierleinらがAspergillus melleusやterreusから分離したフェリクリシンと同定された.清酒中には無色のデフェリフェリクリシン(非含鉄フェリクリシン)を含み,両者はAsper oryzaeを蒸米に生育されるときに生産されることをみた.また,清酒中に鉄が混入することにより着色するのはデフェリフェリクリシンのフェリクリシンへの変化によると考えられる:参24

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