抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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S.Phaeoの異性化酵素は60°C,pH9.0で作用させるとフラクトース52%で平衡に達する.生菌体のままでも良く,ほう酸塩の増加は平衡をフククトース側に移動させ,また高濃度の基質によっても阻害を受けない.培地にキシロースが存在する時にのみ強い活性を示すが,キシロースの半量はでんぶで代替し得る.窒素源としては無機窒素源は無効で有機窒素源が必要,ダイズ抽出物は菌体増殖効果がある.安価な培地を用いて菌体を増殖させ,次にキシロース培地で賦活する2段培養が可能である.