抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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トリ-n-オクチルホスフィンオキシド(TOPO)を抽出剤として塩酸系,硝酸系における諸元素の分配を調べ,放射化学的分離法の基礎データとした。TOPOはトルエンに溶解し,その5%(w/v)溶液として用いた。Kd値は各元素の放射性トレーサを用い,放射能測定により求めた。ナトリウムからウランに至る60余種の元素についてKd値のAcid Dependenceを求め,結果を周期律に従って衷にした,一般に硝酸系よりも塩酸系の方がKd値が高く,また曲線の形は前者では2~10Mに抽出率の極小を示す凹形曲線が多いのに対し,後者では極大を示す凸形曲線のものが多い.得られた結果をTBPO一塩酸系およびTBP一塩酸系,あるいは同一硝酸系の結果と比較すると,Kd値の大きさ,曲線の形とも,それぞれ対応する酸系に対して強い類似性を示しているが,希土類元素は硝酸系の1Mにおいて高い組値を示しTBPの場合とや〓異る。またウランも硝酸系のこの酸度においてTBPの場合と明かに異る結果を示した;図6参30(著者抄録)