文献
J-GLOBAL ID:201602000118332269   整理番号:68A0327448

ポリプロピレンの熱酸化分解に関する研究VIII 脂肪酸金属塩触媒によるポリプロピレンの熱酸分解およびtert-ブチルヒドロベルオキシドの分解

著者 (3件):
資料名:
巻: 71  号:ページ: 552-556  発行年: 1968年 
JST資料番号: F0171A  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN) 
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
多数のステアリン酸金属塩およびラウリン酸塩によるポリプロピレンの熱酸化分解を酸素吸収法で測定し,またtert-ブチルヒドロペルオキシドの分解をよう素滴定法で検討し,両系における金属塩の接触作用の関係を考察した.ポリプロピレンの熱酸化分解に対する金属塩の接触作用の順位は次のとおりである.Co>Mn>Cu>Fe>V≫Ni>Ti≒Ca≒Ag≒Zn>Al>Mg≒Cd>pure≧Ba≧Sr接触作用の大きいコバルト,マンガン,銅などの金属塩の場合のポリプロピレンの熱酸化分解に要するみかけの活性化エネルギーは,無添加の場合よりも低いが,接触作用の少ない金属塩の場合は約30kcal/molで無添加の場合とあまり変わらない.銅,鉄塩はポリプロピレンの熱酸化分解を促進するが,tret-ブチルヒドロペルオキシドの分解にはあまり影響しない.こられの例外を除くと,系における各金属塩の接触作用には相関関係が認められる.これらの金属の接触作用と酸化還元電位の関係についても考察した:参21

前のページに戻る