抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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1968年の西日本におけるライスオイル中毒の原因となった本物質の経口毒性については未だ解明されていないので,マウスに0.5%油性溶液など,サルには1.5mg/日以上を長期投与し,その間の肝組織変化を観察した結果,マウスでは細胞質中に多量の好酸性物質が見られ,後に脂質性空胞が生じ,また網状構造の微細構造変化,ミエリン像の形成,小体とリゾソームの増加,さらに著明な脂肪小球の増加が見られた。一方,サルでも同じく網状構造の増加,およびリゾソームと空胞との増加を伴ったクッパー細胞の膨大が見られた。以上により肝細胞の特有障害は明らかであった;写図22参31