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J-GLOBAL ID:201602000196111708   整理番号:72A0378800

水道水の衛生化学的研究 次亜塩素酸水溶液によるp-オキシけい皮酸およびフェルラ酸の分解

著者 (6件):
資料名:
巻: 18  号:ページ: 96-102  発行年: 1972年 
JST資料番号: S0030A  ISSN: 0013-273X  CODEN: ESKGA2  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN) 
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カシンベック病の原囚物質と指摘されたp-オキシけい皮酸(I)および4-オキシ-3-メトキシけい皮酸(II)の塩素剤による分解過程を追及して,浄水処埋をした都市水道にI,II含有の可能性の有無を検討.100μMのIおよびIIの水溶液に次亜塩素酸ナトリウムを加えて反応前後のUV吸収スペクトルの変化と,オルトトリジン試薬による塩素量の変化を観察.さらに反応生成物を赤外分析および薄層クロマトグラフィーで検索.I,IIが水道源水中に存在しても浄水過程での塩素投入で速やかに分解され,0.1ppm以下の残留塩素の存在でIとIIが完全に分解されたことの指標となった.水道水中にI,IIの存在の可能性はないと結論.I,IIの次亜塩素酸による反応生成物はさらに検索,同定が必要:参3
引用文献 (16件):
  • 1) 日本藥学会第91年会講演,福岡,1971年4月.
  • 3) 滝沢延次郎,"日本におけるカシン•ベック病の研究,"緒方書店,東京,1970
  • a) 滝沢延次郎,"日本におけるカシン•ベック病の研究,"緒方書店,東京,1970, p.45
  • b) 滝沢延次郎,"日本におけるカシン•ベック病の研究,"緒方書店,東京,1970, p.46
  • c) 滝沢延次郎,"日本におけるカシン•ベック病の研究,"緒方書店,東京,1970, p.48
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