抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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カシンベック病の原囚物質と指摘されたp-オキシけい皮酸(I)および4-オキシ-3-メトキシけい皮酸(II)の塩素剤による分解過程を追及して,浄水処埋をした都市水道にI,II含有の可能性の有無を検討.100μMのIおよびIIの水溶液に次亜塩素酸ナトリウムを加えて反応前後のUV吸収スペクトルの変化と,オルトトリジン試薬による塩素量の変化を観察.さらに反応生成物を赤外分析および薄層クロマトグラフィーで検索.I,IIが水道源水中に存在しても浄水過程での塩素投入で速やかに分解され,0.1ppm以下の残留塩素の存在でIとIIが完全に分解されたことの指標となった.水道水中にI,IIの存在の可能性はないと結論.I,IIの次亜塩素酸による反応生成物はさらに検索,同定が必要:参3