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J-GLOBAL ID：201602000224321462   整理番号：70A0367376

1-フェネチル,および1-スチリル-1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン型化合物のNMRスペクトル

著者 (4件)： 伊藤一男 (名城大(薬)) ,  古川宏 (名城大(薬)) ,  田中斉 (名城大(薬)) ,  加藤滋子 (名城大(薬))
資料名： 薬学雑誌  (Journal of the Pharmaceutical Society of Japan)
巻： 90  号： 9  ページ： 1169-1172  発行年： 1970年 
JST資料番号： F0508A  ISSN： 0031-6903  CODEN： YKKZAJ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN) 

抄録/ポイント： 1-フェネチル型化合物では,フェネチルベンゼン環の異方性効果はC₈-H,7位のメトキシ基にほとんど影響しない.7位に水酸基を有する化合物ではC₈-HはC₅-Hより高磁場にあるが,C₇-OHのオルト効果と思われる.N-メチル基の有無はベンジルイソキノリン型化合物の場合と異なりC₈-H,または7位のメトキシルに何ら影響しない.イソキノリン核とフェニル基が互にトランスであることを示唆.1-スチリル型化合物は1-フェネチル型化合物と同じ傾向にあるが,7-メトキシ体では二重結合の常磁性効果がC₈-Hに及ぼされていると思われる,1-スチリル体では置換基によりそれぞれ異なる配座をとると推定:参5

タイトルに関連する用語 (2件)： テトラヒドロイソキノリン ,  NMRスペクトル