抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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甲状せんホルモン剤であるチロキシンとリオチロニンは,甲状せん機能低下症,下垂体機能低下症の治療に使用される。チロキシンは,99.9%がたんぱく質に結合されており,血しょう中における半減期は数日である。リオチロニンのたんぱく結合能は,チロキシンより弱いが,生物学的活性はチロキシンより強く,粘液水しゅの治療や,甲状せん機能低下症の治療をうけていない患者で,急に手術の必要の場合など,早急に治療効果を必要とする場合に利用する。また心臓虚血症や老人の場合には,チロキシンの初期用量を少なくする。妊娠中の患者には,チロキシンよりもリオチロニンの方が有効;参8