抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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束縛系の核子間の荷電粒子の流れに付随した電流の存在は知られていたが,数学的困難さが,物理を見えなくしていた。しかしこの交換電流の存在は理論と実験との不一致を定性的に正当づけるものとして期待されて来たと言っても過言ではない。 例をあげれば,重陽子を作る.陽子による熱中性子の放射捕獲は理論と実験で明かな不一致があった。この不一致は最初,交換電流によるものとされたが,後になって非束縛状態での中性子と陽子の相互作用を正しく扱かうことによって非常によく説明されることが示された。 この点で,交換電流の存在の重要性を決める実験的方法として,重陽子崩壊で,光子と電子によって得られる磁気双極子断面積を比較する;参19