抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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著者らはずでに4人の志願者について飲みこまれたアスコルピン酸の大部分が最初の数時間に呼気と尿とに排出されることを報告したが.これに対して反対の報告もある・そこでアスコルビン酸が保存中に変化し易いものであることを考りょし,慎重に第5人目の人体実験を行ない前の結果を確認した.L-アスコルビン酸-1-
14Cをクロマトおよびラジオクロマト法で純度を確認し,その19zμcを経口投与し,初め30分毎,最後には24時間毎で,15日までに,25回3分間呼気を集めた・呼気中のC0
2はアルカり吸収剤で小ぴんに集め,これにトルエンにとかしたLiquiflourを加え液体シンチレーションカウンタで計測した.標準試料としてアスコルビン酸を燃焼させて生じたCO
2を同様に集めたもの,およびアスコルビン酸そのものを同様にびんに入れたものを用いた.
14CO
2は30分後にはすでに呼気にあらわれ,3時間で最高になり,10~12時間目にはほとんどなくなる・初めの数時間でば1時間当りの
14CO
2量は摂取量の1%以上で,7日間で全量の19%が15日間では22%が呼気に排出された;図2表1参14(菅原 努)