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J-GLOBAL ID:201602000270692564   整理番号:65A0260716

電子ビーム融解Moの結晶粒界介在物(II) 高融点金属の電子ビーム融解に関する研究

著者 (1件):
資料名:
巻: 28  号: 11  ページ: 676-683  発行年: 1964年 
JST資料番号: G0023A  ISSN: 0021-4876  CODEN: NIKGAV  資料種別: 逐次刊行物 (A)
発行国: 日本 (JPN) 
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電子ビーム融解Moの結晶粒界破断面には,数多くの微細析出物がある.これらについて電子線回折法で検詞.微細析出物は電子ビーム融解を繰返すことにより,析出量,形状に変化がみられる.これら介在物は電子線回折の結果・ほとんどがMo2Cであった.2×10-4mmHg以下の高真空中で焼なまし処理を行うと,金相的にはほとんど変化しない.電子線回折の結果でも,同じくMo2Cであることを示した.湿水素でMoをあらかじめ処理して融解すると,処理しないものに比較して,粒界面に介在物がほとんど認められない.Cをあらかじめ添加して融解すると,結晶粒の微細化がみられ,結晶粒界面では破断しがたくなるが,粒界面には多量の介在物があり,電子線回折の結果Mo2Cであることをみとめた.

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