抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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26社,175枚の印刷用紙から22×22mmの紙片をきりとり検体とし,測定機器はGeigerflex D-3F型X線回折装置で,励起電圧35kV,管電流15mAのCuKa線をNiフィルターでろ光してX線源とし,走査スピード1°/min,スリット1°,1°,0.4mmで回折図型を記録した.得られたX線回折のチヤートを紙中のクレーにより,クレー成分のうちのタルク,カオリナイト,パイロフィライト,石英の4種類について分類し表にまとめ.,表より,パイロライトと石英によるものと思われる回折線が認められるものが多く,他のパターン(パイロライト,タルクおよび石英によるもの,パイロライト,カオリナイトおよび石英によるもの,タルクによるもの,カオリナイトと石英によるもの)を示す紙が比較的少ないので,これらのパターンを示す紙については紙のメーカーの判定に利用できる.同メーカーでも製造工場の別,製造年度の別,銘柄の別により顕著な差異があることがあり,これらが鑑識に利用できるように思われる.