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J-GLOBAL ID:201602000352913631   整理番号:61A0163942

11B(p,γα)8Be反応と12Cの9.63MeV状態

The B11 (p, γα)Be8 reaction and the 9.63 MeV state of C12.
著者 (1件):
資料名:
巻: 23  号:ページ: 518-523  発行年: 1960年 
JST資料番号: D0209A  ISSN: 0029-5582  CODEN: NUPHA   資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE) 
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12Cの9.63MeV状態は,従来1-と考えられてきたが,3-かもしれないというデーターもでてきた.Ep=163keVで11B(P,γ)12C反応をしらべると,12Cの16,11MeV状態から9.63MeV状態への遷移ででる6.5MeVのγ線と,後続の12C→8Be+α遷移のα線との相関からスピン決定ができる。以上のプログラムの予備データーとして6.5MeVγ線がどのくらいの割合ででるかをしらべた。結果は,16.11MeVγ線の30%以下の強度で,大変弱い。そこで,(γ,α)相関を測定するために必要な実験条件の検討を後半で行なっている。スピン1の場合とスピン3の場合を区別するために,相関角180°と90°のcoincidence countの比を,検出器のターゲットに対して張る半頂角40~50°くらいの条件で測定して,やっと相対誤差38%くらいのデーターがえられるはずになる;図2表1参3(真田)

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