抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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急性肝炎,慢性肝炎,肝硬変,脂肪肝,糖尿病,健常対照例の各群にグルコース(I)を経口的に負荷した.その結果従来の肝疾患での報告にみられるようなピルビン酸塩(II)の異常上昇,または低下傾向を示した.空腹時と糖負荷30分後,60分後の間に相関を認めなかったが糖負荷120分後では糖負荷前値の高いものほど低下傾向を示した.特に急性肝炎極期と肝硬変を除く疾患群で顕著であった.糖負荷前値の上昇はなく,負荷後120分で上昇を示したのは糖尿病,慢性肝炎活動型,肝硬変の例に多かった.II以外の中間代謝物質の変動の検討により,II上昇はグリコーゲン,Iからの生成こう進,ミトコンドリアの代謝障害が考えられた:参50