抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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任意形状の3次元物体周りの非圧縮性,非揚力型ポテンシャル流れを電子計算機によって理論計算する方法を述べた。既に同著者らによって求められている,2次元あるいは軸対称物体に対する理論を拡張したものである。理論の基礎は,物体表面上に吹き出しを分布させ,境界条件を満足するように分布関数を決定することにあり,この場合,分布関数を求める基礎式は,2次元,第2種Fredholm型積分方程式となる。さらに物体表面を,四辺形面素の集りとして近似してみると,積分方程式は,一組の線型代数方程式に置換えることができ,これを電子計算機により解いて,物体上あるいは物体周りの流れが計算できる。この結果を,解析的方法により求めた理論解,および物体周りの圧力分布を測定した実験結果と比較して,近似精度もよく,実用性も充分あることが判った;図23表1参10