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J-GLOBAL ID:201602000427157765   整理番号:72A0378646

脂質懸濁液静脈内投与による酸-塩基平衡への影響に対する臨床的研究

著者 (1件):
資料名:
巻: 18  号:ページ: 189-212  発行年: 1971年 
JST資料番号: F0606A  ISSN: 0040-8921  CODEN: BTMDA   資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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手術後に脂質を患者に投与することは高カロリーを補給するという観点から臨床的に興味あることなので,脂質懸濁液およびアミノ酸溶液を静脈内投与した時の酸-塩基平衡の変動について検討.10%の脂質懸濁液の静脈内投与によりややアチドーシスを示したが,これは正常範囲に入る値である.血中アセトン体の増加はみられなかった.しかし血中遊離脂肪酸は2~4倍に増加した.一方12%のアミノ酸溶液の静脈内投与では著明なアチドーシスを生じた.pHは平均0.03減少し,平均血中塩基値は1.1±0.60から-1.9±0.74mEq/lに変化し,そしてPco2の平均は2.0mmHgであった.このような変化はアミノ酸のもつ性質によるものであると考えられる:参39

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