抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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L-2-ヒドロオキシカルボン酸で処理したラネーニッケル触媒は,相応の同じ立体配置のL-アミノ酸で処理した触媒と異り.メチルアセトアセテートのメチル3-ヒドロオキシブチレートえの不斉水素添加に対し活性である.もっとも大きい不斉活性を有する触媒はL-2-ヒドロオキシカルボン酸での処理に際し酸の滴定曲線のpHジャンプ(pH=5付近)より低いpHで処理すると得られる.O,O’-ジアセチル-D-酒石酸およびO-モノベンゾイル-D-酒石酸で処理したラネーニッケル触媒の活性はD-酒石酸で処理したものより小さい.ラネーニッケル触媒の不斉活牲に重要な役割をもっているのは-OH基であると考えられる.