抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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さらしSP100g/m
2の手すき紙,カオリン,タルク,水酸化ナトリウムと硫酸アルミニウムの同時使用の場合のてん料歩止りの向上は最適pH値(4.6-7.1)の維持によって達成できる。この場合加水分解によりアルミニウムイオンが生成し,これが陰イオン性の鉱物質顔料とセルロースの結合を促進して歩止りを改善する。この現象は配位説で説明できる。歩止り向上のためには繊維の電位低下だけでは不充分で,配位結合によって顔料とセルロースの結合ができるアルミニウムイオンの存在が必要である。繊維懸濁液中に存在する多価の有機陰イオンはアルミニウムに対して大きな配位ポテンシャルをもち,これはてん料の歩止りを減少させる;写図6参14