抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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動力炉でラジオアイソトープを製造する場合,どのような比放射能のものがどれだけ生ずるかを3種の動力炉(Dresden BWR,Piqua OMR,Shipping Port PWR),6種の代表的ラジオアイソトープ(
60Co,
3H,
14C,
32P.
24Na,
42K)について検討してあるほか,ラジオアイソトープの製造を経済的見地から解析している。すなわち現在の価格で販売した場合に見込まれる収入,要するに費用全部の概算,現在のAECの売価に対し新価格(15%の利益を含む)はどうなるかを各アイソトープについて検討をおこなったものである。その結果,(1)上記の3原子炉はいずれも現在の需用をはるかに越える量の
3H,
14C,および比較的放射能の高い
60Coを製造することができる。(2)比較的寿命の短いアイソトープ(
32P,
24Na,
42K)の製造にも,これらの原子炉は現在需要量の数倍を製造しうる。(Shipping Port PWRで
32Pを製造する場合のみ例外)(3)長寿命のものの生産の方が,短寿命のものの場合よりも,経済的な立場からは,より有利で現価格に比して大幅な値下げが可能である;図6表8参40(浜田達)