抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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悪性甲状せん新生物100例および良性小結節98例の切除標本についてレントゲン撮影法的および組織学的に検討した結果,カルシウム沈着物は肉眼的に砂しゅ性型と粗大型に分類された.前者は悪性しゅよう100例中59例にみられたが良性小結節には98例中2例に認められたにすぎない.一方後者は42%の率で両群に等しく観察された.以上の結果から,線維性間質における微小のカルシウム沈着物,および骨髄性肉しゅ症例におけるアミロイド内での石灰化という二,三の例外を除いては,砂しゅ性の石灰化は真性砂しゅ体によって生じ,また粗大石灰化は線維症領域に出現しその形態はさまざまであると結論:参15