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J-GLOBAL ID:201602000533227381   整理番号:66A0288716

放射線障害ウサギ白血球グリコゲンの細胞化学

Cytochemistry of glycogen of rabbit leukocytes in radiation sickness.
著者 (1件):
資料名:
ページ: 155-159  発行年: 1965年 
JST資料番号: Z0000A  資料種別: 不明
記事区分: 原著論文  発行国: その他 (ZZZ) 
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放射線症の全経過にわたり白血球グリコゲン(L-gl)の変化を追求した。平均2.2kgの雌雄のウサギ16匹にX線700R(180kV,20mA,45.4R/min)を照射,照射前と照射後1時間より6か月の間,適当な間隔で耳静脈より採血した。glはShabadash法に従い組織化学的に同定,gl量により(1)弱-(2)中-(3)強陽性(4)無染色の4段階にわけ,白血球100当りの任意単位の合計をもってグリコゲン化指数とした。gl量は照射1時間後には減少,次いで増加,6時間後最大となり,7日後に再び最低値をとって以後増加,2-3週間後には大多数では前値を上まわった。照射3時間後,大型の多角形顆粒が偽好酸球の細胞質に出現,6時間後には70-100%の細胞に見られたが,以後減少し,2日後には全く認められなくなった。偽好酸球gl含量の変化は同細胞絶対数の変化に先行した。偽好酸球に出現した大型の多角型gl顆粒は,ドライミルク懸濁液の注射や手術後にも認められたのでX線照射に特異的なものではないと考えられた。glは主として2-3核の偽好酸球に多く含まれ,核数の多い細胞ほど少く,かつ他種類の細胞にはほとんど認められなかった;図2参17(桜井雅温)
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