抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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クロロシスはNH
4,NO
2,NO
3-Nいずれでも起せるが,前2者で黄変の程度の高いクロロシスを発生し得る.これは鉄葉面散布で抑えることができるので,消毒に伴う土壌微生物相の変化によって土壌中に集積するNH
4-NあるいはNO
3-Nが根の還元活性を弱め,その結果鉄吸収が抑えられるのであろう.土壌pHを上げると,NH
3ガスが揮散し,NO
2-N集積がおこりやすくなり,NO
2-Nの吸収による直接的な毒性と考えられる倒伏症状が発生する.以上のことから,生育障害の対策として,消毒温度×時間,N肥料の形態とともに,消毒前に土壌pHを調整することが,生育障害を出さないための重要な条件となろう:参10