文献

J-GLOBAL ID：201602000543511126   整理番号：71A0374272

ポリアセチレンの赤外吸収スペクトル

著者 (2件)： SHIRAKAWA H (東京工大(資源化研)) ,  IKEDA S (東京工大(資源化研))
資料名： Polym J  (Polymer Journal)
巻： 2  号： 2  ページ： 231-244  発行年： 1971年 
JST資料番号： F0612A  ISSN： 0032-3896  CODEN： POLJB8  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Ti(OC₄Hg)₄-Al(C₂H₅)₃系により広い温度範囲(約-100~180°C)で得られたポリアセチレン,ポリアセチレン-d2,(アセチレン+アセチレン-d₂)共重合体,(アセチレン+アセチレン-d₁+アセチレン-d₂)共重合体のIRスペクトルを研究.全trans,全tranS-cis,全cis-trans立体配置の無限平面鎖を仮定したモデル構造を基礎に観測されたスペクトルの実験的同定を行なった.-78°C以下で得られたポリマーのスペクトルデータは全cis-trans(または全trans-cis)構造により最も良く解釈され,150°C以上で得られたポリマーは全trans構造で解釈.各種モデル鎖に対し,C-HおよびC-D面外変角振動数の計算を行なった.観測振動数と計算値との比較から低温でのTi(OC₄H₉)-Al(C₂H₅)₃系触媒による重合反応において三重結合のcis-開裂が生ずるものと結論:参20

タイトルに関連する用語 (2件)： ポリアセチレン ,  赤外吸収スペクトル